インフォメーション
木曜日・札幌。☆いまBLMの前に、二つの渦巻きが生じているのではないか。ひとつは、「コロンブス以来の白人優位の象徴の否定」の動きと、街頭に起こる白人警官と黒人の「融和」のエピソード、つまり事態の緊張緩和の動き。もう一つは、トランプ氏に見られるようなBLMを暴徒として力で抑え込もうという動きと、無名の白人集団が野外で黒人を襲う事件の多発。後者の方向は、米国で「第2の市民戦争」に導かれるやもしれない。事態の全体を常に見守っていたいものだ。今日のウエブ上の記事は次の通り。★「差別の象徴消しても暴力はなくせない(前編と中編)変わらぬ支配の現実」Japan In-depth、6月24日配信。★「米シアトルの『自治区』、デモ隊の多くが退去 指導者明かす」CNN.co.jp、6月25日配信。★「今度は殺害された黒人6人の写真が吊るされた」Newsweek日本版、6月24日配信。★「キング牧師自伝の編集者が語るBLM運動『この運動の本質は、警察権力に対する抗議ではありません」COURRiER、6月25日配信。★「ジョギング中の黒人男性射殺事件 白人の親子らを起訴」朝日新聞デジタル、6月25日配信。★「反差別の波、歴史的な規模に 米国人暴行死事件から1ケ月」KYODO、6月25日配信。
水曜日・札幌。☆ウエブ上でみた関連記事は次のとおり。★「アメリカは人種差別国家なのか:答えはノーだ」ニューズウイーク誌、6月23日配信。★「米大陸発見『コロンブス』不人気で--都市の改名に署名2万5000人」月刊現代デジタル、6月24日配信。★「ホームレス女性とピザを分け合いランチする警察官にほっこり『警察官とホームレスは似ています』」OFINDERS 、6月23日配信。★「アメリカ自然史博物館がセオドア・ルーズベルト騎馬像を撤去へ。黒人と先住民の描写を問題視」美術手帳、6月24日配信。★「トランプ大統領、POPフアンにしてやられる--ガラガラの遊説会場を見て怒りの咆哮」中央日報、6月24日配信。★「見知らぬ黒人女性の思いやりに感動の白人警官、残されたメモに書かれていたメッセージ」COURRiER、6月24日配信。
火曜日・札幌。★「米過激勢力の新潮流『ブーガルー』とは?コロナや反人種デモで台頭」JIJI.COM、6月23日配信。☆ブーガルーとは、「もとはと言えばこの言葉を冠していた1984年のブレークダンス映画のタイトルだが、これを銃支持、反警察、反公権力を掲げる白人男性を中心としたユーザーらがもじって、『新たな市民戦争』を表す言葉に転嫁させたものだ」そうだ。★「わたしたちを撃つつもりなの?」5歳の少女の問いかけに白人の警官は--」COURRiER、6月23日配信。☆怖がる黒人少女に、大丈夫だよと白人警官が語り掛ける、心休まる情景。★「『黒人の助け』で更生した『白人至上主義者』の衝撃の実話」現代ビジネス、6月23日配信。★「『禁止』の首絞めまた--拘束の瞬間 米・NY警察官」FFNでライムオンライン、6月22日配信。
火曜日・曇、25-17度・札幌。★道新1頁「プロ野球来月10日から観客」。★楽天対日本ハム。18時楽天。テレビS.T.V、NHKBS1.ラジオHBC、S.T.V。気温が5度ほど上がった。
月曜日・札幌。★今日ウエブ上でみた記事。次の二つの記事は、みたところでは、米国の「白人層」について、正反対の見方を提示している。おそらくどちらも真実ではないか。今後数か月、米国大統領選の運動がいつそう激しくなり、BLMへの対応が中心的議論になる。コロナ禍ごに引き続く米国の政治のありようは、コロナ禍ごの世界の政治の中心問題となろうから、現在のBLMに私はめが離せない。★「普通のアメリカ白人がトランプの『差別の犬笛』に反応してしまう理由」週プレNEWS、6月22日配信。★「白人はなぜ黒人デモを支持し始めたのか」猪瀬聖氏、6月21日配信。☆以下にそれ以外の記事。★「38度の灼熱の中、元海兵隊は靴が溶けるまで『無言のプロテスト』をやめなかった」COURRiER、6月21日配信。★「過激主義『ブーガルー』台頭 コロナ規制に不満、デモ便乗」JIJI.COM、6月22日配信。★「『バイデン大統領』のシナリオ」幻冬舎、6月22日。★「トランプ氏集会、予想外の空席 劣勢挽回へ大きな誤算 米大統領選」JIJI.COM、6月22日配信。★「トランプ大統領の選挙集会に異変。なぜ空席が目立った?TikTokで若者たちが席を偽予約か、陣営に激震」HUFFPOST、6月21日配信。同じテーマの記事が★「K-POPフアンやTikTOKユーザーたちがネット世代らしい作戦でトランプ大統領を『攻撃』、その方法とは?」FRONTROW、6月22日配信。★「リンチの黒人2000人がリンチの犠牲に 南北戦争後12年間の米史調査書に見る衝撃と教訓」The Guardian、6月22日配信。わたしたちは奴隷解放を旗印とした南北戦争終了後に実際の黒人解放が進んだと信じているが、現実には南北戦争直後から12年間、南部中心に黒人の地位向上を強引にスポイルしようという暴力的な歴史があったことを人権団体の2015年調査報告書が如実に示しているという。「軽く無視されていた歴史」であれば、今思い出す値打ちがある。★「フロイドさん死亡事件 元警官の担当看守は白人のみ」女性自身、6月22日配信。わたしもこの白人警官は獄内で囚人達に殺されてしまう危険があるから、配慮すべきだとは思っていたが、まさか「看守が殺すかもしれない」と思って「白人警官しか看守につけなかった」のだとしたら、驚きだ。そういうことはあるいはあるかもしれないが、そういう配慮があらゆる囚人について行われるのならわかるが。