インフォメーション

2019-10-18 09:32:00
金曜日・曇り・札幌。★テレビで「教員間のいじめ」事件が、深刻な話題になっている。およそ「いじめ」などありえないはずの世界で、明瞭ないじめがあったことに、世間はあぜんとしている。★しかし残念ながら「いじめ」というのは、日本のあらゆる組織、業界に隠然と存在している。それが「よもや」という教員の世界であったというので、いまさら驚いているだけだろう。★人間同士の尊厳。これをしっかり見定める必要がある。民主主義の原点は、個人の人権の確立である。★今回の台風19号に由来する洪水禍。看過しがたい重大な憂いを残した。東京都内で救護所に入ろうとした路上生活者に、入所を拒絶したというニュースだ。犬猫の救助すらしている時に、人間を拒絶するのか。多少の問題はあっても、それを処理して緊急入所させる工夫ができないとは情けない。外国人観光客や近県の旅行者であれば、その救護所の扱いも違っていたのかもしれない。★とにかくこの件は、今後の救護所運営に際して、重大な「悪しき前例」として、記憶されるべきだ。★さいわい首相は、国会で、「この救護所の受け入れ方針」に問題があったと答弁している。
2019-10-17 18:30:00
瓢箪から駒というか、意外な形で、来年(2020年)夏のオリンピック・マラソン及び競歩に、東京ではなくて、札幌市を使うという話が、実現してしまいそうだ。★札幌市でのマラソンのコースをどう想定するか。★何月何日に行うのか。★これから決まるはずの要素が残っている。★いずれにせよ、選手たちのために、役員たちのために、観客たちのために、札幌市内に生活施設が必要になるだろう。★わたしは、当館アイランドコーポを、全館お貸ししてもよい。(住んでいる数人の部屋はそのまま、ということになるが)★当館が受け取る「代価」は、「3ケ月あるいはそれ以上という期間の、部屋代、共益費、水道代だけでよい」、「ただ、部屋はそのまま貸す」し、「掃除は借りた人がする」という条件。話し合いによるが、借りる人の都合で部屋の設備や模様替えをその人の費用で行うことを認める。★しかるべき機関・組織が、まとめて契約するお考えがありませんか。もちろん外国の機関・組織でもよい。★契約は日本の定期借家権契約で考えます。★どうぞお問い合わせください。なお対象にできる施設は、当方の手持ち物件で、アイランドコーポ以外にもあります。★郵便で、札幌市豊平区中の島1条4丁目12-8、101号室「アイランドコーポ・オーナー殿」宛として、問い合わせてくださってもよい。(手紙は英文でもよい。)当館の詳しい情報は、このホームページ(ルームドクターズ札幌)に、掲載しています。★当館には、全館禁煙という規則があるのをお忘れなく。
2019-10-17 09:37:00
木曜日・曇り・札幌。★道新1面ほか「五輪マラソン札幌検討 IОC猛暑対策 競歩もドーム発着案」。★「驚天動地」のニュース。「近年の地球温暖化の影響で、本州が熱帯化し、北海道が温帯化しているのか」というようなことを、この「お知らせ」欄に書いたことはある。しかしその「結果」がかくも生々しい現実として現れるとは、驚き。★2020年東京オリンピックのマラソンは、元来8月初旬に東京で行われるはずであった。しかし東京盛夏の夏は暑い。ドーハで行われたマラソン競技で暑さのために故障者が続出したという「経験」を受けて、国際オリンピック委員会(IОC)は、「東京をやめて札幌での開催」を検討するに至ったという。札幌ならたとえ盛夏でも、摂氏5度ぐらい東京より気温が低く、かつ湿度が低い(からっとして過ごしやすい)ので、選手、役員、観客それぞれに開催中の暑さによる事故が極めて小さくて済むという判断であろう。★現在の北海道マラソンでは、都心から出発し、いったん南方向(豊平区中の島付近、つまりわがアイランドコーポのある近辺だ)に向かい、再び都心に戻って、次に西の方、新川通り、前田方面へ向かう。全体に坂がなく、平坦なコースである。★北海道の関係者は一様に歓迎の意向を表明している。東京方面は困惑している。★この変更に伴って、いろいろの事態が現れるのは、やむを得まい。それにしても、国際的な目は、日本の自然に対しても、非常に冷徹な判断をしているということか。今回の台風19号による首都圏付近の広範囲の洪水被害等も、国際的な目にとっては、容易ならぬ不安定な自然環境と感じられるのかもしれないよ。その点北海道は、台風の被害は、年々あまり起こらない場所である。とくに札幌市は(というより、北海道西部は)、ここまでやってくる台風は極めて少ない。北海道にくるたいていの台風は、北海道東部に強い影響を与えつつ東北方面海上に去っている。
2019-10-16 08:49:00
水曜日・曇り・札幌。★今回日本の3分の1を覆った諸洪水。その後始末は年内に収まらないかもしれない。緊急事態で、北海道が宮城県丸森町被害を、札幌市が宮城県石巻市被害を、直接支援する行政措置をとる旨今朝の道新が報じた。(行政職員の派遣等)★まだ台風シーズンは終わったわけではない。それに、思わぬ別の被害が現れる可能性を無視はできない(首都圏地震等)。★現在の大被害の原因を精査し、可能な限りの対応を、長期的・短期的に考えておかねばなるまい。★河川堤防の補強、河川の掘削と河川敷利用方法の再検討、上流のダムの貯水・放流のありようの詳しい検討などは、すぐにでもとりくんでいいことだ。そして、いざ洪水が起こった場合に、「付近の2階に逃避せよ」一点ばりではいかにも貧しい対策ではないか。しかるべき救護所を考えるべきだろう。★こういう政策のために防災省を作るというのは、いい考えではないか。
2019-10-13 09:21:00
日曜日・曇り・札幌。★台風19号の惨禍が東京近辺の数県(と福島、宮城)を襲う様子を長時間テレビで視聴。北海道の被害はこれからだが、台風自体が東方海上に遠ざかっていることもあり、本州のような被害は少ないだろう。★洪水を主とする今回の広域被害、その日本としての全貌を把握すること自体が、もうすこし先のことだろう。未聞の災害なのは、確かである。★まず被害者の救出と当面の安全な生活の確保が急がれる(これまた未聞の規模)。何百年も以前から「治水」は国家最大の大事業。この件が現在の日本の最大級の課題なのが、当然。国土強靭化をしっかり考えなければなるまい。(つい最近の昨年7月に、四国と中国で、ダム放水・河川氾濫という同型の事件が起こっていた。自然災害は待ったなしにまたやってくる。地球の気候変動で、従来「何十年に一度」などと考えて居た災害が、毎年来るかもしれぬ。)★緊急避難は2階に逃げよ、と盛んに言っていたが、この事後救援もたいへんなことになるな。テレビでみていてそう思った。海上自衛隊のヘリコプターで救出しているではないか。戸外は洪水で、船を使わないと交通できない。(船なんて、どこに用意してあるの?)避難した2階から水没している1階へ降りるのが簡単なことではあるまい。ある避難者が、「屋根に穴をあけて外に出ようとおもった」といっている。
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