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2019-10-17 09:37:00
木曜日・曇り・札幌。★道新1面ほか「五輪マラソン札幌検討 IОC猛暑対策 競歩もドーム発着案」。★「驚天動地」のニュース。「近年の地球温暖化の影響で、本州が熱帯化し、北海道が温帯化しているのか」というようなことを、この「お知らせ」欄に書いたことはある。しかしその「結果」がかくも生々しい現実として現れるとは、驚き。★2020年東京オリンピックのマラソンは、元来8月初旬に東京で行われるはずであった。しかし東京盛夏の夏は暑い。ドーハで行われたマラソン競技で暑さのために故障者が続出したという「経験」を受けて、国際オリンピック委員会(IОC)は、「東京をやめて札幌での開催」を検討するに至ったという。札幌ならたとえ盛夏でも、摂氏5度ぐらい東京より気温が低く、かつ湿度が低い(からっとして過ごしやすい)ので、選手、役員、観客それぞれに開催中の暑さによる事故が極めて小さくて済むという判断であろう。★現在の北海道マラソンでは、都心から出発し、いったん南方向(豊平区中の島付近、つまりわがアイランドコーポのある近辺だ)に向かい、再び都心に戻って、次に西の方、新川通り、前田方面へ向かう。全体に坂がなく、平坦なコースである。★北海道の関係者は一様に歓迎の意向を表明している。東京方面は困惑している。★この変更に伴って、いろいろの事態が現れるのは、やむを得まい。それにしても、国際的な目は、日本の自然に対しても、非常に冷徹な判断をしているということか。今回の台風19号による首都圏付近の広範囲の洪水被害等も、国際的な目にとっては、容易ならぬ不安定な自然環境と感じられるのかもしれないよ。その点北海道は、台風の被害は、年々あまり起こらない場所である。とくに札幌市は(というより、北海道西部は)、ここまでやってくる台風は極めて少ない。北海道にくるたいていの台風は、北海道東部に強い影響を与えつつ東北方面海上に去っている。