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2019-08-26 09:11:00
月曜日・曇・札幌。★トランプ米国大統領の、大統領就任以来のたいへん乱暴な「アメリカ第一政策」が、最近最大の世界政治危機の原因であろう。★トランプ氏は就任早々は、乱暴な移民阻止処置で、国内国外を驚かせた。やがてトランプ氏特有の乱暴な手法で「友好国」も含む世界中の国々に、「アメリカに有利に経済関係を改める」ための貿易戦争をしかけ、中国にたいしてはもつとも強硬な対応をしている。★今朝の道新1頁に、農業で日本が最初の主張から大幅譲歩した日米貿易協定が出来そうだと報じた。工業では日本の主張はまつたく黙殺されているようだ。(いま横浜で開かれようとするアフリカ会議で、日本はアメリカから緊急に農作物を買ってこれをアフリカに援助するという話が日米首脳間でできあがっているのではないか、とテレビで昨夜誰かが言っていた。)★トランプ氏はこういう強硬な外交姿勢で選挙民の機嫌をとり、次期大統領選で再選されやすいことをねらっているのだろう。トランプ氏のやりようについての批判は米国内部からはあまり報じられていないが、どうなんだろう。北朝鮮のミサイルについても、トランプ氏は、米国に届く危険のない中短距離ミサイルについてはとんでもないことに問題にしておらず、まさに「アメリカだけよければよい」ということか。韓国と日本はまともに中短距離ミサイルに脅かされているではないか。
2019-08-25 16:59:00
高麗連合と称して南北朝鮮の軍事力を統合する抱負には、隣国日本としては絶対に賛成できない。★南北朝鮮それぞれの強力な兵力が合併して、ここに巨大な軍事国家が出来上がるのは、とうてい黙止しがたい。この軍事国家は直ちに日本を仮想敵国にするのであろうが。高麗連合は、それ以前に、南北双方で大軍縮が必要だ。そういう大軍縮の必要など、ぜんぜん感じていないのではないか。★北の核兵器と同じく中長距離ミサイルが、そのままこの高麗国の体制になるというのかね。この短距離ミサイルで、日本のいくつかの原子力発電所を狙い撃つというのかね。とんでもない話ではないか。★日朝が死闘した結果、こんどは日本人が、少女の像だの徴用工の像だのを朝鮮大使館の前に並べて抗議デモをするという解決になるのかね。★こういう夢想話が現実味を帯びれば帯びるほど、日本の指導者が、「戦争のできる普通の国」にしようとか、「日本も核軍備のやむなきに至っている」とか、語り始めるのではないか。★いい加減にしてほしいよ。
2019-08-25 08:23:00
日曜日・曇(雨上がり)・札幌。★日本ハム対オリツクス。京セラ。午後1時。ラジオHBC、S.T.V。この試合に勝って、日本ハムはパリーグ4位に浮上した。★午前8時。エンジェルス対アストロノズ。テレビNHK、BS1.。★ジョギング。6.30-7.00. ★朝鮮戦争の思い出。1950年代に南北朝鮮軍が激突する朝鮮戦争が数年間続いた。戦後まもなくの日本から見れば青天の霹靂。終わったばかりの世界戦争をこういう形(南北朝鮮が戦う代理戦争)で再開するとは、愚の極みと思われた。ただ、世界戦争の今度の主役は、米国とソ連・中国である。南北二つの朝鮮。同じ民族が人為的に38度線で分断されて、異なる二国家となったが、この二国家が死闘せねばならぬ道理など、もともとあるはずもない。ただ世界の異なった政治的陣営に所属したため、その政治陣営のための代理戦争をする羽目になった。★南北朝鮮それぞれの出来上がったばかりの国軍は、奇しくも、両軍とも戦中日本の勇猛果敢な旧日本陸軍の伝統をまともに引き継いでいた。その将兵の中核は旧日本陸軍の軍事熟練を引き継いでいる。これが数年にわたって死闘を繰り広げるのは二重三重に悲劇だ。あたかも米国の南北戦争で、同じウエストポイント兵学校を卒業する者が明日からそれぞれ違った軍隊に属して戦場で相まみえることになるという悲劇を思い起こさせる。★この朝鮮の南北分断は、改めて驚いたことに今日まで続いている。両者は公式にはなお「戦争中」なのだ。南朝鮮の文大統領が、なにが何でも南北融和をと思うのは、よく理解できる。「融和」していないほうが今となっては不自然だ。それはよくわかる。★同時に、ことは慎重を要する。世界の政治陣営はなくなったわけではないぞ。また、同じ戦うのなら「高麗連合」として日本と熱戦するほうが自然ではないかと思うのなら、この想念はあまりにも自然すぎて、国際的・国内的にこれを言葉にすれば「妄言」ではあるまいか。
2019-08-24 09:43:00
土曜日・曇(薄曇り)・札幌。★日本ハム対オリツクス。午後2時。京セラ。ラジオHBC、S.T.V。★午前9時。エンジエルス対アストロズ。テレビNHK、BS1.。★野球はチームの獲得点数を争うゲームだ。このところ日本ハムはパリーグ下位のどん底になり、点数の興味がもてなくなり、報道もラジオが多くなった。ラジオを聞きながら伝票整理する日々。そこへ行くと、朝衛星放送で見るエンジェルス、大谷選手の打撃は、チーム点数には当初からほとんどこだわらない。★最近日韓対立が深まり、訪日韓国旅行客もここ2か月激減したとのことだ。私は以前2泊3日の韓国旅行をして、韓国でだされる食べ物が気に入らず、結局毎回キムチとごはんだけで終わった。これじゃもう韓国に行きたくない。この話を添乗員にしたら、韓国人のその添乗員は、「最近似たようなことがあった」という。韓国から日本に連れてきた客たちが、日本で出る食事に不満で、夜中にその添乗員の部屋に集まってきた。添乗員がたまたま持参していた韓国製のキムチ入りカップ麺を食べさせたところ、「何だ。韓国にはこんなにうまい食い物があるではないか。味に締まりがない日本の食事は食えたものではない。」と言ったという。この程度の民族対立は、のどかなエピソードで、二つの民族が死力を尽くして戦う宿命的な関係にある、という話には程遠かろう。しかし現実は、日韓戦争を視野に入れつつあるというのだ。
2019-08-23 06:51:00
金曜日・雨・札幌。★日本ハム対オリツクス。午後6時。京セラ。ラジオHBC、S.T.V。★世界は、たいへんな事態になってきた。何十年も前に東西冷戦に幕を引く重要な条約であったはずの中長距離ミサイル実験停止条約(INF全廃条約)が、2019年8月、「やめることになった」のである。「東西冷戦」の、ないしは「東西熱戦」の危険が、急に世界史に台頭してきた。★わが日本民族にとっては、この東西冷戦の再開は、格別に危機的である。理由はしれたこと。世界の現在の「東西」の巨頭の一方である中国が、至近の距離にあるからだ。そして、いま韓国と日本の間に繰り広げられている対立は、その中国の目の前で行われているからだ。★韓国の文政権は、高麗連合だの高麗連盟だのという発想を露骨に語るが、その背後に透けて見えるのは、韓国が日本と同等以上の政治的、経済的存在感を国際的に示しえないのは不公平だという強い不満であり、北朝鮮と連携する姿でならそういう存在感が示せるのではないかという期待である。★現在あるような日韓対立は、東西冷戦(ないしは熱戦)の発火点になる危険があろう。(事実、かっての南北朝鮮の熱戦は、東西の代理戦争だった。今度は日韓で熱戦して、東西の代理戦争にしようというのかね。)最近このお知らせ欄で、工業化時代に次ぐ人類史の時代「インターネット時代(彼岸の世)」を模索し始めていたが、いま急にあわただしくなった東西冷戦再開は、この「インターネット時代」の世界史的政治・経済史の具体的大事件となる危険を感じる。ちょうどかって工業化時代の端緒をいろどった政治経済史が、16世紀の大航海時代という、西欧が世界をむざんに侵食した時代であったように、そしてイギリス革命、フランス革命、アメリカ独立戦争という大事件が起こった時代だったように。(その経済史的表現は、重商主義時代というに尽きるが。)新時代につらなって現実に世界におこるような政治・経済の歴史も、無視しえない。
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