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変異株というのは、結局のところ、コロナという「生物」が生き延びようとする過程で生じるもの。したがってある程度の「変異」は絶えず見越してかかるべきとは、ある識者の意見。確かに、これが正論に聞こえる。しかしこの世の中は正論が通らないのだ。
土曜日・朝方曇り・札幌。☆道新今日の天気予報は、「正午を境に、午前中晴れ、午後曇り」、「気温は6度から20度」、と読める。★道新。新聞全面を使ってうわあっといろいろ報じている。目先3週間に行政がどんな「絵」を描いているかは、うっすらと判別できる。目先を外れた将来は、すべて「たんなる口約束」にしか聞こえない。なにせ今だって、なにもかにも「変異株だから」「変異株が現れたから」と従来の見損ないがすべて「まつたく予期しない変異株が出現したから」という具合に言い開いているのだから、将来ほんのちょつとでも期待からずれることが起これば今のお約束はすべてご破算という「気分」が初めから漂っている。
金曜日・朝方晴れ・札幌。☆道新今日の天気予報は、「日中晴れ」「気温5度から17度」と読める。★道新1頁「道内3か月ぶり150人超」感染者が、である。4都府県に続いて札幌でも事態は急。☆昨年春先の日記を読むと、近くの大衆的な食堂2軒すら休業していた。今であればそういうことは全然考えられない様相。この1年間に行政側の危機対応姿勢が一変していたと批評するしかない。昨年も今年も当方のやることは完全自粛。もうごたごた言っていても始まらない。ワクチンが現実にどのように届くかは、現実論としてはまつたく期待しないことにした。何しろ政府・自民党関係者にすら、「届くのは来年でないか」と話す人がいるありさま。今は完全自助努力しかないようだ。
道新4月21日夕刊1頁の記事「元慰安婦賠償訴え却下 韓国地裁『主権免除』を適用」。ここでいう「地裁」とは、「韓国のソウル中央地裁」である。21日「旧日本軍の元従軍慰安婦の女性や遺族ら計20人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で、訴えを却下する門前払いの判決を出した。国家は外国の裁判権に服さないとされる国際法上の『主権免除』の原則が適用され、韓国の裁判権は及ばないと判断した。また判決は、2015年の日韓政府間合意は慰安婦問題の『救済手段』だったことを否定できず、今も有効だと指摘した。」とある。重大な問題なので記事を直接に読まれるがよい。もちろん明日の日刊各紙が詳細に報道するものとは思う。★従来日本と韓国では、この問題に関する現在の世論がまつたく話し合いの難しい社会状況であったとおもう。むろんこういう判決が韓国の地裁で出たからと言って、韓国司法の判断がこれを最終的としているわけではない。だが仮にもせよこのような判決が韓国司法から出たことは、「問題」に対して日韓双方からの具体的な話し合いのきっかけとなりうることは間違いなく、じっさいこの判決も「慰安婦問題の解決は日本との外交交渉など、韓国の対内外的な努力により達成されなければならないと指摘している」という。まさに正論と思う。日本の社会も、改めて問題を根本にさかのぼって考える好機であろう。むろん韓国社会にもそう期待したい。問題に解決を求めたいのなら、仕切り直して、双方がそうすべきだろう。
水曜日・朝方晴れ・札幌。☆道新今日の天気予報は、終日晴れ、気温5度から11度、と読める。★道新1頁「緊急事態3度目発令へ 東京、大阪、兵庫に」。政府が発令の腹を決めたという記事。GOの方向と、STOPの方向と、最初から矛盾する二つの方向の政策を大小さまざま打ちながら、「何となく」事態が終焉するのを待つという「大政策」、この誰も政治責任をとらない政策、うまく行けば「天祐」。戦時中の神風頼みと変わることがない。☆ウエブ上のニュース、ヤフーニュース、4月21日午前11時過ぎに配信、「台風2号に加え、もう一つの渦が発生中。北海道は厳寒で吹雪の所もあり、要注意。」北方から寒冷渦が北海道にかぶさってきており、特にオホーツク海側は注意。気温0度近くまで下がり、山間部に積雪10センチぐらいあるかもと。今晩から明日朝までが、特に注意と。当地だってどうも今朝から北風が強く、何やら肌寒かったが、この寒冷渦の影響だろうか。注意するに越したことはない。