インフォメーション
金曜日・曇り、25-19度・札幌。「これから秋ということか」★道新1頁「神恵内かむいけない、も応募の動き」。どうやら私がこのお知らせに書いた「たわごと」が、本音になろうとするのか。この村で、商工会が、核ごみ調査を、村議会に請願する動きがあるよし。言わずと知れた核ごみ処理の文献調査に応募しようという話。☆わたしはこういうことには国からみて適地というものがあるのではないかと「お知らせ」に書いていたのだが、それは国が2017年に公表した「科学的特性マップ」というものらしい。この記事によると、寿都町はこの「科学的特性マップ」の適地らしい。神恵内は村内のごく一部が「適地」。そしてここに示された地図では、積丹半島東の根元の余市も適地のようだな。なんかこの話、寒々としたわびしい話。★道新12頁「ドコモ、拡大路線が裏目」、同28頁「ドコモ口座全額補償へ」。この話、システム側のどういう不備が広範囲の被害者に「預金不正引き出し」という損害を与える原因になったのかという点が、「知る人ぞ知る」ものとして報道からマスクされている。つまり顕教としては報道されるが密教としては秘匿されているわけだ。わたしもマスコミのこの姿勢を重んじることにして、別にばらす気はないが、しかしジャーナリズムというのはこれでいいものかなあ。私はたまたまうちの社長がこういうことに詳しいので、社長からこのおそるべき「からくり」を聞いた。システム側がいちもにもなく全額補償に応じるわけだ。
木曜日・雨、25-20度、気温は低いが蒸し暑い日。・札幌。大雨が降るかもしれぬ。★道新1頁。「道銀ビル建て替え」大通り西4にある道銀ビル。1964年建設。が2024年度に建て替えが予想されている。その東隣の新大通りビルも、おそらく、同時に建て替えだろう。そして、ここより1ブロック東の北陸銀行札幌支店も、おそらくは再開発。☆あれから60年近くたっているわけで、人間でいえば還暦。私はよくタイムスビルで昼食を食べていたが、この辺がすっかり様変わりするわけだな。みなさんあの辺のビルの1階のガラス張りの外壁が、内部から広告のパネルが軒並み釣り下がっているのを当然とご覧になっていただろうが、何を隠そうこの「パネル」の発案者は私でした。ビルの企画当初はこういうアイデアはなかったのです。しかし今になって思えば、いかにも戦後的なミミッチイ案で、新ビルではおやめになったらいいでしょう。
火曜日・曇、気温予想32-23度・札幌。☆テレビを見ていて驚いた。なんと札幌の最高気温は今日鹿児島の最高気温を超えている。札幌は台風の影響があってか、ここ数日暑い「残暑」が続くだろう。もっとも、同じ札幌の朝夕の気温はやはり冷涼だ。☆台風10号が異常な大雨をひきずっていることについて、最近の異常気象で南海の海水が異常高温であることが原因だという。西日本全体の治水が危険になった。台風進路が九州の後、朝鮮半島を北上して大陸に至る、という「定例進路」が生まれるかもしれないという危惧と並んで、この台風が「治水不安」を広範囲にもたらす危惧がある。もしこういう傾向が「定例化」するようでは、「大阪都構想」どころではあるまい。もうすこし「天候」の模様を見たらよかろう。
月曜日・曇、29-22度、蒸し暑い。台風10号の影響か・札幌。☆ネット上で今回の台風9号と台風10号に関する記事を読んでいると、ここに大きな懸念が感じられる。知っての通り、台風9号も台風10号も朝鮮半島を垂直に北上し、中国大陸上空(東三省)で温帯低気圧に変わった。私など、台風というものは、沖縄から九州へかかれば、大概日本海を東北方面に進んで、北海道付近に来る(このへんで勢力がよわまり温帯低気圧に変わる)ものとばかり思っていた。しかしこの台風9号と台風10号のように朝鮮半島を北上するのがひょつとして今後の「相場」になるのではないか。実際、つぎに来るべき台風11号(まだきていないが)については、やはり朝鮮半島を北上するコースをとるものと観察されている。もしこういう流れが定着すると、すごいことになってしまうぞ。
土曜日・曇、27-22度・札幌。残暑が続いている。★道新1頁「経産相『道条例に反せず』核ごみ調査知事と初会談」。要するに、経産大臣は、寿都(すっつ)町長が核ごみの「文献調査」を希望するとして手を挙げるのは町長の完全な自由だと主張している。まだ核ごみが寿都町にあるというわけではないのだから、町長が手を挙げるのは道条例違反ともいえないのではないのかと「いわずもがなの蒟蒻問答」。対する北海道知事は、法律の規定通りなら、国が市町村を指定して要望するというしかたもあるはずだから、それをしたらいいではないかとこれまた「いわずもがなの蒟蒻問答」。およそ不毛の話し合いだな。☆ひとつ伺いたい。そんなに簡単に20億円とかもっとたくさんの資金がもらえるのなら、うちも手を挙げようと、北海道内大半の「将来ますます貧しい町村が手を挙げたらどうなる」。これぞまさに国の望むところだが、それほど希望者が増えてしまうと、国は喜ぶのは半分、そんなに天文学的な資金散布はできないから、まず「20億円」は2億円か、2千万円に減ってしまう。そして国が内々「ここが適地でないか」と見込むところに話を絞ってくるだろう。そしてこういう具合になつたらもう逃げられないぞよ。どのみち国は、北海道か、四国か、東北しか狙っていなかろう。☆そもそも寿都町が「適地」と考えるには、寿都町周辺にあまりにも現在未来の観光資源がありすぎる。ニセコは人ぞ知る現在の国際的観光地だが、室蘭から森に掛けての「噴火湾」が将来の第2湘南海岸にならぬでもなかろう。どこやらの某さんが、IRという名の賭博場をこの寿都町から程遠からぬところに画策していたのは有名な話だし、その何某さんは、富裕層向け民間飛行場の建設も見込んでいたというではないの。同じ政治地図の上でも、核のゴミ処理がいいか、IRがいいか、まーいろいろお考えになることだ。