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2015-08-03 21:57:00

今日(8月3日)のヤフーニュースの「トランクルームの市場が急拡大、おしゃれな内装でまさに別荘気分」(産経ニュース8月3日)という見出しの記事を読んで驚いた。なんと私ども札幌の鉄筋コンクリート洋個室賃貸から見たら、別世界の観がある。これが同じ日本国内か。

ロッカールームとしての需要が本州では激増していて、20年後にはきっと3倍になるだろう言っている。

この事情の背景には、近年建築費が高騰してきたので、新築住居の物入れがだんだん手狭になっているということがある。

重要な点は保管貨物に湿度湿気を来たさないような工夫だという。ロッカールームにちゃんと内装したスペースとか、窓のあるスペースとかいろいろ出てきているという。ロッカールームのほかにもうひと部屋借りて、別荘気分を味わう人もいるという。

当アイランドコーポのようなまともな鉄筋コンクリート4階建てのワンルームマンションを、月1万5000円で、そのまま提供しようというのは上記のような話と比較すると恐ろしく豪華ではないか。8.5畳の広さがあり、窓があり、流しも便所もある。

この記事に最初に書いてあった「新しいロッカールーム」は、なんと「畳2畳で高さ2メートルの空間」だというのだ。これで幾らだというのか。

ただ、私はこの記事を読んでいて、教訓を得た。鉄筋コンクリート洋室ワンルームをかりにロッカールームに変えたとした場合、もっとも重要なのは、保管物をかびさせないかという懸念であろう。アイランドでは実は既に書庫として使っている部屋が何室かある。たいへん書物の保存状態がよく、かびなんか全然着かない。なぜか。この部屋では水道を使わず、だからトイレも使わず、風呂などもちろん使わないのだ。だから壁紙にいたるまでぱりっとしている。(その状態をおみせするから見てご覧なさいな。) じつはコンクリートの建物は湿気に弱いのだ。