インフォメーション
前に、「中島公園」散歩をご案内しました。今日は北海道大学をご案内しましょう。
南から北にご案内しますが、なにしろ構内が広いので、30分はかかるでしょう。(むろん徒歩で)
札幌の都心部を歩くときには、地下鉄駅と駅の間隔が徒歩で15分ぐらいはあるでしょう。
地下鉄南北線で言うと、札幌駅-北12条駅-北18条駅の間を歩いていることになります。
汽車の札幌駅北口を出発点としましょう。(このへんは人が多いからちょっとものを聞くのも容易です)
1. 北へ2ブロック歩き、北9条通りへ出る。そこを左折して西へ(左へ)直進すると、北大正門です。
2. 正門の横に「インフオメーションセンター・エルムの森」があるので、そこで「構内マップ」をもらうとよい。8時半-5時開館
私がいま参考にしているのは、札幌市からいただいた「さっぽろみどりマップ 北大キャンパス散歩」です。
この正門のすぐ北側にあるのは、大学図書館と文系学部(法学、経済、文学、教育)です。
3. さて正門からまっすぐ西へ歩きます。(道が二つに分かれているので、右の道を選びます)
そうすると「クラーク像」のあるところに着きます。ここは農学部の前面ですが、オオボタ゜イジュの樹とハルニレの樹(いわゆるエルムの樹)がわかりますか。オオボダイジュの樹はいまが開花期です。エルムの樹といえば、北大の寮歌にでてくるではありませんか。「おおしく そびゆる エルムの梢(こずえ) 打ち振る野分(のわき)に 破壊(はえ)の葉音(はおと)の」
クラークさんは、札幌農学校初期に米国から来道した教育者で、後年の日本の精神文化に深い影響を及ぼした優れた学生たちを訓育しました。それが内村鑑三や新渡戸稲造たちですね。
4. この地点から北へ向いましょう。左がわに理学部を見ながら北上します。時間があれば理学部の総合博物館を見学しますか。
5. もう少し進むと、左手に「大野池」という池があります。ちょっと貧弱な池なんですが、いまの季節だとスイレンが咲いています。
そこで右手をみると、これが薬学部です。左手の大野池のすぐ北が、工学部です。
食事などは心配しなくていいですよ、いたるところに食堂がありますので。
6. この辺で疲れたから切り上げたいとおもったら、ここで東に曲がる。そうするとその左手に薬学部、医学部、北海道大学病院があります。
そして東へまっすぐ歩いた突き当りが「北13条門」、門を出たら1ブロック東へ進んで右をみると、札幌地下鉄南北線「北12条駅」が見えます。
なんのことはない、以上は北大の主要学部の所在をみたキャンパスツアーでしたね。早回りコース。
当アイランドコーポから行くのでしたら、造作もないことで、地下鉄「中の島駅」乗車、十数分で地下鉄札幌駅についています。そこから地上に上がり(そこは札幌駅南口ですから)、札幌駅北口へ行きます。5分で札幌駅北口まででられますよ。そこから上記の案内のように進めばいいのです。アイランドコーポから北大各学部への通学がいかに単純・容易か、ご理解いただけるのではないでしょうか。