インフォメーション
じゅんぺーさんのブログの「空想」北海道というページに私が書き込みをしたら、じゅんペーさんがそのブログページに「返信」してくださっています。私がそれをみてやりとりの要点をここに示し、たぶん同時に同じことを「空想」北海道に書き込むでしょう。私たちは違ったシステムの下にいてお互いは厚いファィヤーウオールに隔てられています。しかし実際にこのように内容のある、しかも非常にお互いに安心のできる「対話」をしているというところが、面白いじゃありませんか。しかも対話内容を第三者に公開し、意見があれば「空想」北海道を介して交わせるようになっている。
ただ、あなたの「空想」北海道ページに「コメント」を書く(そういう仕方でしかかきこめません)には、書く字数が恐ろしく限定されているのです。
そこでもともとの詳しい内容は、この「ルームドクターズ札幌」の「インフォメーション」に書き、ごくごくの要点だけを「空想」北海道へコメントとして書くことになります。
なおあなたの「空想」北海道のアドレスは、当方のシステム(ぐーぺさんのホームページシステム)では、「アクセス解析」というページにつぎのような住所として自動的に記録されています。だから私はこの住所さえクリックすれば、瞬時にあなたのページに移れます。
http://binbo-retire.com/archives/9686
さて、あなたはこういっておられる。
1か月単位で安く借りられるのは非常にありがたい。
地元ベースで年に数ヶ月間札幌などに滞在できれば楽しそう。
実際に利用させてもらうかもしれません。
冬期の厳しさを知るために冬期も滞在してみたい。
実際に利用してみたいとお考えになったときには、070-5602-7225に電話して、「じゅんぺーです」とお名乗りなさい。私の方では「あなたのご実家はどこにありますか」と聞きますので、どこそことお答えください。それがパスワードになります。
さて「冬期の厳しさを知るために冬期にも滞在してみたい」についてだけ、述べましょう。これは今後この「インフォメーション」でも取り上げるので、今回は冬期にアイランドコーポがどうなるかだけ、真実を話しましょう。
1. 冬期とくに1‐2月は、数日おきに20センチ程度の雪が降るものと覚悟しなければなりません。町内会の排雪車が処理に来るのですが、積もった膨大な雪をどこかに運ぶのは冬期ほんの数回です。あとは、道路をただふみかためているだけ、そして路端にどんどん積み上げているだけ。そこで2月末くらいになると、道路は踏み固めた積雪で1メートルほど高くなり、路端は見るも恐ろしい雪山になります。
それでも北海道の僻地の人々には(たいてい僻地なんですが)、「いやー、札幌は楽でいいなー、降った雪を毎回2‐3日でとにかく処理してくれるのかー」と言われそうそうです。
2. 道路の方はわかったが、その場合庭だの駐車場はどうなるか。当アイランドコーポは、このあたりのアパートでは滅多にない融雪槽を持っていて、当家の広い駐車場など見事に除雪しています。(融雪槽がないところはどうしているかというと、結局自宅の雪を道路に押し出してくるのです。)
3. 気温がマイナス10度だの、ときには15度だの、あるいはそれ以上になることは判るが、その場合屋内はどうなるか。寒くて人間が生きられないではないか。 建物そのものが寒冷地仕様になっています。特に鉄筋コンクリート造りであれば、壁も天井も部厚く、冷気が進入しやすい窓は二重窓になっています。日当たりの良い南向きの部屋に住み、ガスストーブをつけていれば、大丈夫です。なおコンクリート作りは湿気を嫌うので、灯油ストーブ厳禁です。ガスを使う分、どうしても冬の費用が高くなります。
4. 本州の人が夢にも思わないことは、冬期1‐2月に室内で水道が凍結する場合があることです。室内の火気をすっかり絶ってしまいますと、外気がマイナス15度というような夜には水道凍結の危険があります。そこで「危ない」と思うときには止水栓で水道をとめてしまうのです。
私どもは水道が凍るくらいの寒さを冬と呼び、さもなけれぱ冬とはみません。
5. 靴は、いろいろな氷の条件の戸外を歩くのですから、よほど念入りに選ぶ必要があります。まー長靴が無難でしょう。服装はそれほど厚着しなくともいいのですが、そのかわり10分以上戸外にいないことだ。かならず10数分以内にどこか屋内に退避することです。北海道の乗り物は内部がみな暖かく出来ているので、乗り物に乗りさえすればいいのですが、長い間戸外で待たされたら大変だ。
まーいろいろありますけれど、とにかく何百万人もの日本人が北海道で死なないで生きているのですから、ご心配ご無用。ただ、いったん本州人の常識を捨て、冬期の北海道の人間の生活の知恵を見習ってくださればよいのです。