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2025-07-16 06:21:00
参政党の躍進予想をはじめとする参院選関係ニュースは、いまかつてなく大量に行われる日本のビッグイベントとなった。国政選挙というものが本来あるべきビッグイベントになったのだから、それが驚きになったという驚きだ。このネットの上では、テレビが連日報じる各党選挙運動の様子を、すかさずネットが引き取ってコメントするという連続動作が連日続いている。そしてスポーツ系新聞のオンライン版の活動が活発で、新聞はたいへん控えめだ・ただ、いざ紙面に載せる段になれば、スポーツ系新聞はなけなしの「社会欄」というスペースしかないから、スポーツ紙の紙面にはそう出てこれない。/それにしても、投票日はまだ数日先なのに、自公議席の激減、立憲の現状維持、諸野党の伸長、とりわけ参政党の中堅野党化、が予想されるほど、明瞭に国政が「動く」と見てよい。「民意」が明瞭だから、自公内閣は退陣し、なんらかの連立政権が模索されよう。/ここで改めて問わねばならないのは、私たちの世の中で何が基本的に重要で、無視することを許さないのかという議論である。つづく(こういう切り口でハンナ・アーレントを紹介するのはまことに時宜と思う。)