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2025-07-09 12:48:00
7/9 北海道新聞社説、「米の高関税通告。交渉とはいえぬ脅しだ」は、立派な見識を示していると思う。社説はこの書簡を「交渉ではなく脅しだ」と感じている。そして今早急に我々がとるべき対応として、政府は実際に行っている交渉内容を、国民に詳しく説明すべきだ、石破首相は「国益を守りつつ」交渉するというが、この「国益」と言っていることの具体的内容は何か、国民に説明してほしい、国民に事態を詳しく説明したうえで、今回の参院選でも、日本政府がどういう態度で対米交渉するのか、選挙戦で示すべきだとしている。私もまったくそう思う。「参院選を隠れ蓑に水面下で譲歩を進めようなどと政府自民党は考えているのではなかろうな」と書いてあるが、私も大いに憂えるところだ。「水面下で」とはぎりぎりの言い方だ。秘密外、交を疑っているのである。「良識の府」である参議院の議員選で、議論できない国事があるはずもない。立派で、国民に納得されうる見識と、必死の実行力を示した政党があれば、その政党と政党人をこの国難に起用すればよい。