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2025-06-13 16:15:00
今日の朝日新聞、北海道新聞をみていてわかったのは、7月20日が参議院選挙と言うぐらいのことだ。社会にいろいろ焦点がありすぎて、私としては、石波総理が野党各党を集めて、今の対米交渉の姿を説明していることに注目。いったいどういう事を日本側が「対米申し出」として縷々語ったかというようなことは、大変に面白いことに総理も語っていないし、野党諸氏も聞こうともしていない。ただ「五里霧中」だと聞いてみんな納得している。そもそも何回かにわたっていろいろな話題を「米国側」に語ったことになっているが、それに対する「米国側」の具体的返答は皆無に等しく、そもそもトランプ氏にいちいち丁寧に報告しているのかどうかすら「怪しい」と新聞で書いていたね。トランプ氏の「反応」もまったく不明。そして日本の「お使い」が何度も向こうに渡ったが、その場合「直接の交渉相手」そのものすらちゃんとスケジュールをたてて会ってくれたものかどうか「不明」。(こういうの、交渉というのだろうか。「五里霧中」と言うのが適切な日本語だとはね。)いずれ最後にトランプ氏が出てきて、なにか決定的な「妥結案?」を石波総理にぶちかましてくるんだろう、と立憲民主党の党首が「読んでいる」と公言している始末。なんか日本人全体が「対米交渉」の何者なのかをよく理解しているありさま。幕末維新のころの政治談議とこれじゃ変わるところがないな。佐藤 優氏が、「相手に小切手帖を差し出して、さあお考えの金額をお書きくださいな」という「外交交渉」だろうと、書いていたのが説得力があることになる。佐藤さんのバックグラウンドは、キリスト教神学だ。新聞のうち一紙ぐらいは、むろんスポーツ新聞の社会欄でもいいけど、こういう言論が張れないものかなあ。早い話、佐藤さんに取材すればいいじゃないの。