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2025-06-06 08:04:00
6/6 朝日新聞。今日、朝日が取り上げた第一ポイントが、アベノマスクに関わる国の情報不開示への6/5判決。朝日は1頁と、さらにもう一か所使って事態を説明した。ネット上では、赤沢竜也氏による「アベノマスク裁判が浮き彫りにした官邸主導の実態」(ヤフーニュース)という大変長文の配信。ところが数時間後、「アベノマスクに関わる裁判の判決があった」と言う程度だけ知らせる「大変に短い記事」がいくつかネットに現れ、さきの「詳報」の方を「結果的に」消してしまった(これは例によってネット上で重大な情報が出た際によく起こる=起こす?事態である)。朝日新聞は日本の民主主義と国家運営の透明性という観点から、逸することのできぬ詳報と考えたのだろう。今日の北海道新聞は地方紙らしく、米の生産体制を詳しく取り上げた。(アベノマスクはどこか片隅に載った、けども、読者が朝日と道新の2紙を読み合わせるという態度をとっていればいいわけだ。)しかしハーバード大学など多くの大学からトランプ政策の影響で多くの研究者が退避させられるというときに、北大は従来ハーバードと学生交換協定がないから格段のことはしないと取材しているときに、隣の宮城県では東北大学が今後5年にわたって500名の研究者を米国から入れるという計画を発表している。1980年代の中国が、従来の工業は国家が、地方は情報産業に心がけ・なにせ急に地場に需要があるわけではないから輸出するという一見おそろしくちぐはぐな政策をとったのが、その後数十年間にいつの間にか中国が日本を追い抜いたという結果に終わったという「故事」にでも習ったのか、いま北海道でナノ・テクノロジーに熱中するのは、私は間違っているとは思わぬ、ただ、ソフトの研究人材が今の北海道はまだまだで、急激に世界的な人材を集積することを心掛けねばならぬと思っていたが、道新はそうは思わないのか。北大を説得してくれてもよさそうなものだ。スポーツニッポン紙は今朝の「永田町うらばなし」という「社会欄」で、岸田氏が石破内閣で自民公明と立憲の合同政権を、消費税増税という点を中心にはかる・はからせよう・という画策中だと。場合によれば参院選後自分が首相になることも視野にあると。蜂の一刺し。今日は三紙比較がさまになった。