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2025-06-03 06:56:00
文化放送、6/2配信。「『戦後が終わった』日本のこれからのあり方」。国会が外国人参考人をネット上で呼ぶことになって、5月30日に衆議院の安全保障理事会が二人の米国からの証人を呼んだことにまつわる政治的批評番組。一人めのメアさんが言うのは、「今のトランプ体制を信じてついてゆけばよい」というおすすめ。二人目のモチヅキさんがいうには、「日本はもっと独自性をもって、アジアで日中韓という連帯を強化したらいい」というおすすめ。この文化放送としては、キャスター長野さんと政治ジャーナリストの角谷さんは、「アメリカ中心の世界秩序の崩壊はトランプ大統領の登場ではっきりした。このさい世界観を転換して、日本は独自性を以って世界に臨むべきだ」という問題提起を「日本の戦後は終わった」というテーマで放映した、というわけだ。むろんこの放映自体も中間テストの結果発表程度の臨時のものだとは、関係者その人がよく察知しておられよう。日本が本当はどういう進路を取ったかを日本国民に知らせる仕方で政治もジャーナリズムも悩んでいる。一読をおすすめしたい。/キムタクとサトミを動員してある種金融資産の売り出しを放映しようとしたが、日本の国策がいずれにあるかをどう示すか、ないしは示さないか、細心の注意が要るので、放送延期になっている。関わるジャーナリストたちには相当の問題理解が生じざるを得まい。