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2025-06-02 20:14:00
日刊スポーツ、6/2配信、デジタル記事。「田中真紀子氏が鳴らす警鐘、備蓄米より大切なこと『もう4、5年したら』『お米が消滅して』」。最近の日本のコメ関係のあまたある配信の中で、この田中氏の発言とされることは、『警鐘』ではなくて、私には『予言』と聞こえた。田中氏は今後の日本政府のコメ生産・販売に関する施策のありようによっては、少なからぬ農民が米作を断念して農家を廃業するのではなかろうか、と言っている。その場合の日本は、外米輸入によって必要なコメを確保するほかなかろう。その場合外米は、いま売り出されている備蓄米程度の価格で購入可能かもしれない。そしてどうしても「高級ブランドの日本米」でなければならぬ人々は、その倍か3倍の値でブランド米を買うことになる。(最近のアンケートではブランド米でなければ食わぬという日本人が50%いるらしい。)日本国民はその絶対必須の燃料についてはもう国産をいう人は極めてまれだ。コメが燃料同様になるのはそれはそれで経済だろう。/しかし、それでいいかね。いまそれを真剣に考えようと田中氏は言っているわけだ。多分いま考えないともう考える機会はないのかもしれないので。/なお日刊スポーツ紙は、紙の新聞としては地方では朝日新聞販売所に申し込むもののようです。デジタル版は何時でもネットでみられます。