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2025-06-01 06:10:00
私が見ているヤフー上のネット配信記事では、いまどういうわけか、スポーツ新聞が配信するデジタル配信記事が、トップの方にいる。最たるものが中日スポーツ配信記事5/31.今自民党農林部会が小泉にがちっと釘をさせと老人が言うが、けしからぬ話。この老人や自民党農林部会がコメひっ迫の元凶ではないかというニュアンス。この「ルール発言」は図らずも同時に存在する次の3つのデジタル記事に強くサポートされている。1.朝日新聞デジタル5/31配信の、記事。これには中日スポーツ配信記事にみられた世論の反発という色彩はまったくない。すると、小泉は政治のルールを乱したという主張になる。2.スポニチアネックス配信5/31.小泉劇場は不真面目だからやめろという小沢一郎氏の意見を載せている。3.東洋経済オンライン5/31配信は、小泉劇場のポピュリズムを非難する声の理論的正当さを述べる識者さんのご意見。ほかにも特異さがめにつくスポニチアネックス5/31配信。玉木議員が言うように、古い備蓄米を今売り出さざるを得ないという事は、農政の失敗だろう、いま同時に26年産米でコメ供給体制が大きく増加するように、減反廃止を宣言すべきだ。スポニチアネックス6/1配信。5キロ2160円のコメは消費者に好評・悪評様々の声で迎えられている。そして、従来のコメは相変わらず高値で売られている。/以上のデジタル記事は「視聴率が高かった」からいまトップの方に並んでいるわけだね。普通はそう考える。そうすると、小泉大臣が自民党農林部会を通さないで今回の備蓄米売渡を決定したことが、そしてそれが小泉ポピュリズムになっていることが、デジタル上のコメ問題のトップ話題になっているということかね。そしてたいへんに面白いことは、事態をデジタルニュース上でリードしているのは、圧倒的にスポーツ新聞デジタル版だということになる。/そして私は、はたと理解した。前農水相江藤さんには、人間的に悪いことは何もなかったのだ。ただ、この人は、自民党農林族の「古参」であったがゆえに、いわゆる「ルール」、まず自民党農林部会の了解を得る、という挙に出られなかったというだけのことだった、と。