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2025-05-25 12:26:00
今日の朝日新聞は、Globeという4ページ建てのいわばSNS建て特別号の紙面版を伴っている。この中では世界的な視野の文化的話題が多く扱われ、WEB版もあることが示されている。/未来の平和という特集で、1928年「不戦条約」の話題が解説されている。/マイクロソフト社を率いるビル・ゲイツ氏が、現在の窮状を放置するに忍びず、40兆円という巨額の私費を「世界の健康」のために支出する旨を取材した記事が大きく載っている。/「道内版」という箇所があって、そこでは、小泉農水大臣が札幌を訪問して、長時間にわたって生産者側と販売側と懇談した記事が載っている。/気が付いたことだけ書きます。/1928年不戦条約は「ケロッグ・ブリアン不戦協定」の名で私も記憶していた。終戦時に日本の幣原喜重郎氏が(外交官であったこの人が、この協定に関わったことがあったのかもしれないが、)マッカーサー大統領と面会した時に、日本国が戦争を放棄するという理想を述べ、マッカーサー氏が深く感動したという話をだれかの本で読んだ記憶がある。さすれば日本国憲法の第9条の成立は、大西洋憲章の下であったという前に、ケロッグ・ブリアン不戦協定の記憶の下で、ということになろう。また極東軍事裁判がこの不戦協定を法源としたので、弁護団が異議を唱えたという記憶もある。この不戦協定の解説はなかなか単純ではない面があろう。/小泉さんの記事は、「北海道のような地方と東京都では、消費のひっ迫の度が違うのか」と小泉さんが気が付いたと書かれていたが、そういうことだ。多分小泉さんは札幌市内で3200円ほどの値でスーパーに山積みされたコメの山を見たのかもしれない。「東京都内ではこうはならぬな」と感じたのかもしれない。(すぐ売れてなくなってしまう、という意味)