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2025-05-21 04:10:00
Bloomberg 5/21配信。「ムーデイズの米格下げ、香港年金基金に米国債強制売りのリスク」。米国債が最高位から格下げになると、香港年金基金(KPF)はその資産1兆3000億香港ドル(約24兆円)の10%超を米国債に投資することが認められていたものが、規定により売却を迫られる由。ところが、まだ1社だけ米国債の最高位格付けを維持していた格付け会社があったそうで、それが日本の格付け情報センター(R&I)だそうで、そのこと(そういう1社の格付け会社がある)を申し立てて香港年金基金は米国債売却をしていない由。日本の格付け情報センターのチーフアナリスト氏は、2025年2月に米国債格付けが「安定的」として最高位格付けを公表しており、「現在の格付けを維持するのが本来的」と述べた由。/そもそもそのような格付け会社が日本に存在して、それが今では1社だけ、米国債の最高格付けを維持しているとは、わたしは初めて知った。/この香港年金基金のような立場に追い込まれた機関が、世界中にもっとありはしないだろうか。