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2025-05-18 14:00:00
ガザについても、ウクライナについても、現在の悲惨な状況を憂い、トランプ氏の権力的振る舞いを批判する格調が読めた。米国の通貨体制について、結局は米国債が通貨担保なのだろうが、多くの外国が対米黒字分を米国債に替えて保有していることで、これだけ酷い国際収支の赤字を抱えながら、(そしてはるかな昔に金準備という考えを持たなくなりながら)なお「世界の基軸通貨国」として君臨し続けてきたことに触れたりしている。また、日米安保体制の初期の頃、ときの最高裁長官田中氏が、米国政府に対して日本の裁判所内で起こっている情況を「内報する」という実に不適当なふるまいをしたことが、現下の最高裁では「不適当であった」という正式の判断を(今年)下すことになったと報じている。もしかの昔にこういう報道をなさっていれば、私はきっと朝日新聞の記者に応募していただろう。/ちなみに、日本と英国が米国と密約して自国所有の米国債を無利子の米国財務省証券かなにかに替えてしまうようなことがあれば、貴社はどう書くかね。