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2025-05-18 13:14:00
この記事は主要各紙には載っているが、あえて5/17配信の久保田博幸氏の記事で紹介する。「ムーデイズによる米国の信用格付けの最上位からの格下げに対し、トランプ政権は批判」。すでに他の格付け会社は米国債の格付けを下げていて、ムーデイズだけが米国債を最上位としていたが、そのムーデイズが下げたので、もはやどの格付け機関も米国債を最上位格付けとはしないことになったという。なお格付け機関は民間組織なので、米国大統領がとやかく批評したり拒絶したりする筋のものではない由。/ムーデイズが米国債の格付けをひとつ下げた理由は、「現在検討されている財政案によって義務的な米国政府の歳出が複数年にわたって大幅に削減されるとは考えにくいとし、米国の財政状況は過去と比較して、また他の高格付け国と比較しても悪化する可能性が高いとの見方を示した」と。それに、「トランプ政権が掲げる関税措置で米国の長期的な経済成長に大きな影響が及ぶとは予想していない」としている由。