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2025-05-12 18:33:00
すでにネットで広く提示されているから、ご覧であろう。ところで、トランプ氏の国際貿易差額強襲政策で貿易差額(黒字)をあぶりだすという発想について、ギリシャ人のYanis Varoufakis氏が独特の観察をしていたということをこのほど私は知った。Yanis氏がヨーロッパを中心にかなり知られていた人なのに、私はいまようやく知って、氏が、一方の国際的負債の山と、他方の膨大な貯蓄という矛盾は、共通通貨での評価の下で「相殺」して世界的統一機構が国際経済危機解決のため用いればよい、これは20世紀中頃のケインズ案の骨子ではないか、という言論も知った。ネットでYanis氏関係の記事が大量に存在するので、それをお読みいただきたいと、ここに記しておく。なお中野剛志氏がネット文春オンラインに、「イーロン・マスク、ジェフ・ペソス、マーク・ザッカーバーク...テック業界の『領主』が不労所得を得る現代の経済は『テクノ封建制』だ」という記事を書いているのでご覧あれ。トランプ氏の「政策」の「構造的成り立ち」を理解することが、個々のトランプ氏の所業を云々する以前に必要だろう。日本政府にこういう姿勢はあるかな。それとも同類か。