インフォメーション
2025-04-15 05:47:00
長い間我々の国際関係では自由貿易が主な流れになっていたが、このほどトランプ氏と言う政治家が大統領になって国際貿易規制を戦術にしたことで、国際貿易規制が米国を巡る国際経済の中心問題になってしまった。そのトランプ氏の貿易規制の仕掛け方がまるっきり「朝令暮改」。基礎関税とかを課したり、部門別関税を課したり、相互関税とかを課したり、懲罰的上乗せ関税をかけたり、しかもそれぞれのばあいの計算根拠も、発令根拠も、たいへんに曖昧、かつ恣意的。/電子関係は除外しようと言ったり、いや別途にかけると言ったり、自動車関税を強調していたはずだったが、自動車部品は除外すると言ったり。いわゆるまともな貿易規制でも、細かくごたごたと運用されることになり、体系的な安定をみるのがなかなか大変なのが常識なのに、米国為政者は政策の中心人物が最初から「混乱」そのものものだ。世界も米国自体も今ほんとうにつまらない目にあっている。