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2025-04-11 06:32:00
久保田氏の「邦銀の米国債売りが世界を救ったかもしれない」という記事を見ていて、私たちもたまたまとんでもないときに世界の激動を垣間見るときがあるなあと思った。/私かの9/11のニューヨークに起こった巨大なテロ事件のさなかに、たまたま旅行でシドニーにいた。朝目覚めてテレビを見ると、画面が大混乱、なにやらどこかで騒乱が起こって大きな音声がするが、なんのことやらさっぱりわからない。なんとなく事態がわかるのに、数十分かかった。さあそれからが大変。旅行の今後の予定がどうなるかはまつたくわからなくなった。そもそも飛んでいる飛行機がなくなった。まっさきに飛行を停止したのは日航機だそうで、下手まごすると撃墜されかねない。「だれがやった事件か」とは誰もが直感的に感じるが、「これほどの組織立った騒乱」を起こせそうなのは「日本かヨーロッパ以外にはあるまい」と私でもとっさに思う。間の悪いことにあるアメリカ作家が「日本航空の神風パイロット」が太平洋戦争中の恨みを晴らすために米国にテロ攻撃を仕掛けるという小説がある。