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2025-04-07 06:53:00
第3信は、ロイター4/6配信。トランプ関税は「中国を再び偉大に(Make China Great Again)」 英紙エコノミスト、という題。筆者は遠藤 誉 筑波大学名誉教授で現在「中国問題グローバル研究所所長」とある。長い文章だが、見どころは単純。すでに2018年ごろに世界の貿易は、米国と取引がある国よりも中国が取引がある国の方が多くなっており、現在はその趨勢はますます進んでいたと。トランプ関税は、世界中の国々を中国との取引のほうに決定的に引き寄せてしまうというわけだ。/「2000年当時、世界の80%以上の経済圏はアメリカとの双方向貿易が中国との双方向貿易を上回っていた。前回この調査を行った2018年までにその数字は30%強にまで低下し、データのある202か国のうち139か国がアメリカよりも中国との貿易が多かった。この傾向は、2023年通年で205か国をカバーした最新データでも維持されている」由。/詳しい図表が載っているからぜひご一読を。(面白く感じたのは、日本、インド、サウジアラビア、北欧、南米がこの図表では「中立的」に見える点である。もっとも2023年の図表では「ピンクになりつつあるが」)