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2025-03-23 08:29:00
3/21 道新デジタル「ビジネス・トレンド・北海道」経済部長、宇野一征氏による同題の記事で、延伸が10年も遅れた2038年になったことを嘆き、こうなったら、最初に存在した「室蘭・苫小牧回り」案を再度考慮する機会にならないかと言う。私は賛成だ。宇野氏の想像では、札幌冬季オリンピック、30年・34年構想が消えたこともあって、政権与党の北海道新幹線への意欲がめっきり衰えたのではないかと。考えてみればいざ新幹線が小樽を通過するようになっても、札幌・小樽・余市・ニセコ方面の普通の鉄道連絡はすっかり消え失せてしまいそうだったし、はっきり言ってニセコはもうこれ以上発展しなくてよい。むしろニセコのためには、比較的近くに空港を設けたり、岩内港のような至近の港湾を発達させるほうがいいのではないか。それに38年というのも「確かなことではない」そうだ。新幹線のような国策プロジェクトがこうも拍子外れでは困るよ。