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2024-08-11 07:13:00
東洋経済オンライン 8/10 配信記事。なにしろNO.1からNO.8に及ぶ長文である。直接ご覧になるがよい。/とくに私の目を引いたくだり。/1. 「リーマンショックによるバブル崩壊の処理を先送りするために、バブル崩壊を政策バブルで救った結末が今なのである。」(NO.5より) 2008年危機後から今日までの大勢をこう考えているのである。/2. 「1929年10月から1932年7月までに89%下落した。そして1929年9月のピークを越えるのは、1954年11月、25年間、なんと『失われた25年』となったのである。」(NO7より) この記事は、ビジネスっぽくではなくて、普通人の感覚で書けば、この「25年」の期間というのは、日本史でいう「15年戦争」の期間、日本が「生命線を中国大陸に求めて」満州国建国以降中国で戦争をしていた時期、そしてその最後に、太平洋に米英と戦って敗れた時期、を挟むのである。/3. 「最も重要で基本的なことは、中央銀行が作ったバブルであるということである。流動性が中央銀行から直接に提供された。しかも、政府国債を直接に買い支えた。その結果、財政もばらまかれた。民間金融機関から国債を吸い上げた。」(NO.7より)おもえば東洋経済のかつての大黒柱、石橋湛山という方は、ときには忖度せずに「官」と「民」に関する真実を描く人であった。
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