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2024-05-27 12:23:00
道新5/25,31ページにのった 日本手話授業権利認めず 札幌地裁 原告の請求棄却 という記事。これまで道立札幌聾学校で日本手話を習って、普段の生活の上で生かしていた児童が、従来は担任が日本手話ができたので良かったが、そのような担任がいなくなってしまって、落胆している、教育上その機会を作ってほしいという訴えについて、札幌地裁がこの程「同校が日本手話授業はしないが、日本語対応手話や動画など他のコミュニケーション手段を使って授業いることは不合理ではない」として、訴えを却下したというニュース。私はこの記事を読んで、まことに割り切れない思いをしている。この問題は、日本語に依存しない手話である「日本手話」を、聾学校が拒絶することの是非が基本論点であろう。ひとつ伺いたい。日本の識者は、この問題はg7諸国、例えばアメリカ合衆国であればどうなっているか、知ろうとは思わないのか。例えばアメリカ合衆国の場合、英語に依存しないアメリカン・サイン・ランゲジ(手話)をこの日本のありようのように拒絶しているかね。新聞社だって無関係ではないよ。私の問に答えてください。