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2023-10-29 09:06:00
北海道新聞10月29日号 2頁。「ガザ越境作戦を拡大 通信断絶 イスラエル、空爆激化。 国連「人道休戦」決議 賛成121か国 米は反対 日本棄権」。ここ数日間、イスラエル国軍のガザ攻撃は激しさを加え、ガザの死傷者は劇的に増加している。国際社会の対応は、国連のありように集中的に表れているが、「即時停戦」を求める国際的声に対して、「即時停戦に外にどのような条件を付帯させるか」というだけの意見の相違で、「即時停戦」の呼びかけをしようという話が一向に成立しない。「国家をたしなめるには、国連のとりなしに勝る手段はないと思う」が、その国連は常任理事会はついに機能できず、国連総会がこのほどようやく「人道休戦」を決議した。7頁に道新社説「国連が休戦決議 ガザ人道危機回避急げ」。「この決議はアラブを代表してヨルダンが提出した」、「現在のイスラエルのガザ空襲自体が明白な国際人道法違反だ」、「結局イスラエルと米国は孤立しつつある。」などの認識が示されている。/ところで最近私は、テレビで、イスラエルが国内で、自国の民間の人々に次々と自動小銃を手渡している場面を見せられた。絶句。イスラエルは国民皆兵にするつもりだろうか。もし武装した国民ひとりひとりを国家が厳重に制御できない場合には、その国家は国家の資格がない。そういう無軌道は、新たな大きい悲劇に道を開くだけだ。