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2023-10-08 09:59:00
北海道新聞 10月8日号 10頁。「高齢者が高齢者支える事業 部屋の掃除、庭の草取り、買い物...生活手伝い報酬。介護サービスの隙間埋める。群馬『ちょこサビ』の例」。記事は、群馬県で「ちょこサビ」という任意団体が、公式の介護サービスでは果たせない隙間を埋めているという耳よりのお話。公式の訪問介護サービスでは、「最低限の生活相談」として、訪問介護で買い物や掃除、洗濯などの生活支援が受けられることになっている。しかし「要介護者の衣類の洗濯は対象だが、家族の衣類は対象外であるなど制限は少なくない。対象外のことを依頼する場合、別料金がかかる自費サービスだ」と。この「ちょこナビ」の主人公は、いままで介護していた認知症の高齢の母親をなくし、現在高齢の父親と暮らしている。10人ほどのボランティアに支援者として参加してもらい、地元の3市を対象地域とし、墓の掃除とか、買い物や病院の付き添いとかに行ってもらい、なにほどかのサービス料が行った人に渡る。「もし事業者本人が施設でデーサービスの仕事をしながら、他方でこのような事業を行えば長続きしよう。」本人は学生でも、経営者でも、サラリーマンでも、いいのではないか。志と可能性があれば。現在市町村は公式の介護サービスから切り離した「地域支援事業」を工夫しているという。現状の公式サービスでは、本人が不在のさいは、その洗濯も、台所の掃除もしない由。また共用になっている台所とトイレの掃除もしない由。私の地区では、福祉除雪を報酬付きでおこなうボランティアは町内会回覧板で募集していた。しかしこの記事のようなことにはなかなかなっていない。話題を広げ、工夫してゆくところではないか。