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2023-10-06 17:52:00
北海道新聞10月6日号 15頁。「絵画や陶芸。絵はがき作り...認知症進行 創作の力で防ぐ」。この「芸術療法」は認知機能が衰えた高齢者にアートの力を作って働きかけ、進行予防を目指すセラピーだという。これを数人のグループの患者たちにやらせるのはいい工夫だと思う。高齢者の施設などでこれを行えばと思うと、ほほえましくもある。施設など見学して感じるのは、多くの施設が入居者の「管理責任」ばかりが念頭にあって、他方での「うるおい」に欠けており、表現は悪いが一種の刑務所を思わせる施設が少なくない。「ソフト」な企画に欠けている。この「芸術教室」。別に傑作を競うわけではないから、企画さえしっかりしていれば、一流の先生を呼んでくる必要はない。どこかの教室で習って「腕を上げた」人を先生に起用すればいいではないか。