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2022-11-04 18:35:00
もっと新しい電子辞書を使って、同様のことを行ってみる。(基本的には変わらないが)EX-word DATAPLUS10 XD-Z9850を使ってみよう。この場合は、大修館書店『新漢語林第二版』を内蔵している。画像があり、色彩がついており、音声も使える。「楷行草筆順字典」対応と銘打っている。さらに、手書き対応漢字JIS第3、第4水準、とある。前回同様「裔」を引こうという場合、引き方に二種類あって、「単漢字を大きな手書き入力から探す」と「単漢字を読み/画数から探す」がある。まず後者で行こう。検索画面左側に、「音訓読み」と「部首読み」、右側に、「部首画数」「部首内画数」「総画数」がある。画面下側は、字を手書きして検索する欄だ。左側「音訓読み」に「エイ」、「部首読み」に「ころも」と入力、検索する(決定を押す)。一発で「衣」という部首が現れるので、現れた「衣」の文字を棒でつつくと、ただちに目的の「裔」が現れる。「裔」を棒でつつくと、親字「裔」の画面が現れる。ここに部首解説、部首は衣部、部首内7画、総画13画、句点7467、字音エイ、現代中国音、字義「解字」等と示される。手書きの場合、字体全部だと、なかなか認識も大変なので、「衣」のほうで入力して、これが「何部」か知り、「ころも」という読み方を知って、前例同様「音訓読み」と「部首の読み」で検索するほうがいいと思う。あるいは、「部首の読み」と「部首内画数」で引いてもよかろう。この辞典は常用漢字の場合、親字の書き順を示し、かつ楷書、行書、草書の字体を示してくれる。またこの電子辞書は、熟語については、国語辞典で呼び出して「読み」の発音を音声を出して聴ける。アクセントなど判断できる。(これはいまのところないものねだりになるかもしれないが、句点7467を入力すれば指定した位置にその漢字が出るようであれば、ワープロの場合申し分ない。むろん画面中でその漢字を指定した場所に引きずってゆけるならなおいいが。)