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2022-11-04 16:47:00
いまなんのために、教育漢字の学習をしているかといえば、その端的な目的は、漢字の部首についての知識を得たい、多くの漢字部首に親しみたいからである。文章を書くとき、むろん手で書くときという意味だが、書こうとする文章の中に、書き方がよくわからない漢字があれば、漢字かな交じり文で文章が書けないことになる。もし書こうとする漢字の部首を知っていれば、そしてさらにその漢字の読み仮名を知っていれば、部首と読み仮名ひとつを手掛かりに、電子辞書の場合、目的の漢字(親字)を候補の非常に少ない姿で画面に出すことができる。例えば、私が昔から使っているシャープ、edictionary の内蔵する『学研漢字辞典』を引いてみよう。検索画面は、左側に「部品読み(部首読みということらしい)」入力欄、右側に「音。訓。部首画数。総画数」の入力欄がある。いま私は「末裔」の「裔」の字をひこうとしているとしよう。私は、画面左側にこの漢字の部首として「衣」(ころも)を入力する。そして画面右側の「音」のところに「えい」と入力する。そしてリターンキーを押すと、「裔」が出てきた。