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2022-11-04 09:46:00
「火」「ひへん」の部、部首内 0画。読み、カ、ひ・ほ。ただ、「ひへん」といえば「日」もひへんだ。電子辞書で「ひへん」とすれば、「火」「日」の両方が出てくる。「かへん」と呼んでもいいというが、ただし電子辞書ではこれでは出てこない。 「ひへん」は、脚の形、「,、、、」もあって、この場合は「れっか」「れんが」と呼ぶ由。 「火」の仲間は身近にたくさんあって、灰灯災炉炊炎炭象焼煙煩燃灯燥爆がそうだと。 「れっか・れんが」の仲間も身近に多い。点為烈無然焦煮照熱熟がそうだと。(藤堂『学習漢字辞典』) 「火」の文字は派出で、流麗。「火」は、炎が燃え上がった形らしい。「れつか・れんが」のほうは、燃えている火の様子かな。 熟語。「火勢」「火の気」「火ぶたを切る」「火影」。 「火勢」は、「かせい。火の燃える勢」(広辞苑)。「火の気」は、「ひのけ。火のあること。火の温かみ」(広辞苑)。「火ぶたを切る」は、「ひぶたをきる。火蓋を開けて、発火の用意をする。戦端を開く」(広辞苑)。「火影」は、「ほかげ。灯火の光」(広辞苑)。「光」を「影」と呼ぶとは、面白い表現だなあ。 部首の解説は旺文社『漢字典』と、電子辞書EX-word DATAPLUS10を参考にした。