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2022-11-02 20:53:00
「音」 九画、一年生、おとの部、九画。読みは、イン、オン、おと、ね。この字の行書は、見事に乱れる。 熟語で、注意したもの。「音に聞く」「音節」「音盤」「音引き」「音便」「音訳」。 「音に聞く」は、うわさに聞く。「音節」は、「語の構成要素としての音の単位」(広辞苑)。「音盤」は、「蓄音機の録音盤、レコード」(広辞苑)。「音引き」は、ことばを読み方で探す。「音便」は、「国語の単語・文節の一部分に起こった発音の変化。い音便、う音便、撥音便、促音便の四種類がある。(内容は省略した)」(広辞苑)。ここでなぜ「音盤」のような語句にこだわったのかというと、外国からの渡来物を以前は漢字を充てて表していたことの今日的意味を考えたいので。今日、これは「レコード」というしかあるまいなあ。映画の「銀幕」が「スクリーン」というしかないようなもの。「音訳」は、漢字の音を借りて外国語の音を表す。「借字」とも言うらしい。