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2022-05-26 08:51:00

5月26日道新朝刊1頁「在外投票不可は違憲 裁判官の国民審査訴訟」。裁判官の国民審査は、国民の権利であり、海外在住の日本人がこの審査の投票に加われないのは違憲という昨日出た最高裁判決。国会がこの件を改善する努力をしていなかったとも判断している。また原告に賠償支払いも認めている。*この件は、従来長きにわたって、政府側にさまざまの「不作為気分」があったように思われる。この最高裁判決は不退転の司法判断を示した。権力者の醸成する「空気」が国民を支配してはなるまい。*同紙6頁「フィルターバブルという偏り 嫌な情報意識して受容を」(池内了氏の文章)は、インターネット時代に独特のこういう「空気」論、「情報の発信側がかけるフィルターバブル」といういやに難しい概念になってしまっているが、の存在を指摘して、社会に厳重注意を呼び掛けている。いまやこれほど難しい議論を先行させたうえでないと、まちがってもウクライナ側にケチをつける指摘は「まったくこの社会では考えられなくなっている」点に(事例として)警鐘を鳴らしている。例、ロシア側の攻撃にはどのような武器が使われているのだろうか。例、ウクライナ側の「武装反撃」がどのような「戦果」を挙げたのだろうか。(事例として、挙げられているだけだが。)