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2021-02-22 13:26:00

北海道新聞、2月21日号。この日曜版に、改めて世の人が覚醒すべき話題をどんと盛り込んでいる。その中でも際立った話題を二三のみ拾わせていただこう。私たちは情勢に追われてばかりいないで、時には覚醒しなければ。★6頁「カツコウ鳴く街で」。最近の政治の口癖が「震災復興を忘れない」だが、口癖ばかりに終わっていないか。聖火ランナーを走らせるのが、福島県をクローズアップしていて、「震災復興を忘れない」のお手本のように聞こえるが、イベントばかり並べていて、震災復興になるのか。原発政策を続けることには今度の福島震災で抜本的反省を迫られたはずだが、いつきっぱりと原発をやめるのか。私も指摘していたところだが、もともと東北震災地の中のかなりは、もともと震災前に過疎化が問題になつていたところが多い。震災復興住宅を丘の上に並べて建てれば、「復興終了」というわけにはゆくまい。住民の社会・経済は、どうやって立ちゆくのか。★7頁「米軍駐留費交渉 巨額負担の検証必要だ」。欧州の場合等と比較して、もともと日本の負担が過重ではないか。日米地位協定では日本の法的地位がひどくみじめではないか。★留萌線存続協議 道の主導が欠かせない」。いまや留萌線の存続が累卵の危うきにあるが、日高線に続いてここも切り捨てようというのか。