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2020-07-17 21:43:00
金曜日・晴れ・札幌。☆瀬戸の麒麟児藤井七段、とうとう棋聖戦で、渡辺氏を下して棋聖というタイトルを手にした。(そして王位戦というタイトル戦でもすでに木村王位に2連勝している)ある程度想像はされていたが、現実にこういうことになってみれば、遠からぬ日にこの麒麟児がタイトル総なめということが正夢になるかもしれぬ。☆「木村王位、藤井七段に連敗」というウエブ記事(スポニチ7/15配信)中に、2局目に敗れた木村王位が「流れはいいのかと思っていたが、一手間違えると攻め込まれたりする。プレッシャーをかけられていました」と述懐している。将棋というものが元来そういうものではあろうが、私たちがコンピュータ・ソフト相手に戦っている時に、コンピュータ側は負けている場合でも常に「次善」の手を指していて、人間が勝つたとおもったときに、途中僅かのゆるみがあるとまつたく遠慮なくコンピュータ側の手が動き出すという状況を思い浮かべる。「人馬一体」という言葉があるが、この麒麟児は「コンピュータと一体になった指し手」で常に遠慮なく相手に肉薄するのであろう。