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2020-06-13 08:35:00

土曜日・晴れ・札幌。★北海道新聞1頁、卓上四季、「米国での白人警官による黒人暴行死事件を受け、人種差別への抗議デモが欧州にも波及し、奴隷貿易や植民地主義者らの像が次々に撤去されている」ことについて意見を述べている。★道新6頁「米デモ 一部地区選挙 シアトル『自治区』主張」★同6頁「警察予算の削減否定 トランプ氏 訓練増強の方針」★同6頁「軍制服組トップ 撮影同行を謝罪」。☆ウエブの関係記事提示が難しくなった。1.トランプ氏の政策方針をどの程度BLMと関連するものとして挙げるか、判断しにくい。2.米国以外の国を非難する目的で書かれている記事を、どの程度BLM記事として挙げるか、判断しにくい。3.自国の政策を擁護する目的でBLM記事を書くものを、どの程度BLM記事として挙げるか、判断しにくい。☆BSニュースで米国のニュースを見ていると、今ではBLM記事は米国のニュース全体の中心の地位にある。米国にとっての事態の重要性はそれほど大きいのだ。そして米国が従来世界に占める圧倒的地位から言っても、この事件が米国の行く手をどう変えるか、あるいは変えないか、は大げさに言えば「コロナ禍」後の世界の間違いなく中心事態であろう。☆コロナ禍の最中、日本の100倍に及ぶ感染率、死亡率にもかかわらず、米国は経済回復に積極的だ。そして、在宅だのビデオ会議だのという勤務形態が広範化しているとはいっても、それはいわば「虚」世界、実世界では数千万人の下積みの人々の毎日コロナ禍に身をさらしての「実」労働がなければ現在の社会が存続しえない。この下積みの人々がBLM抗議デモの主力軍であってみれば、この人々をおさえつけることは社会の直ちにの停滞と崩壊を引き起こす。この事情がBLM問題の基底に存在しているのが明らかだ。