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2020-04-26 08:25:00
日曜日・曇・札幌。穏やかな1日の始まり。★現在のコロナ禍が世界的・かつ全日本的に長期間続いた場合、「それが終わった後の世界」というものを大雑把に想定しているのは、いまの「世界市民」に当然のこと。そうすれば、現在起こりつつあることへの独自の目が育ち、現在やっておくべきこともはっきりする。(こうして、現在は、暇ではなくなりますよ。)★大前研一『新資本論』東洋経済新報社、2001年は、だいぶ以前に発刊された本だが、言っていることはちっとも古くはなっていない。旧来の世界に対して、グローバル、サイバー、マルチプルという「新しい大陸」が開かれてきたが、世界市民はしかるべく新しい大陸に上陸することによって人生がひらかれる、という趣旨だ。その通りではあるまいか。★その中のサイバー一つだけ取っても、いまコロナ禍の下、臨機応変の危機脱出策(ものによっては、もっと広いパスペクチブを秘している)がみな興味深い。★道新12頁。「画面越し自宅で乾杯、外出自粛オンライン飲み会人気、ストレス解消手軽にコミュニケーション」。サイバー会議システムのようなものをある家と別の家との間に張って、有志クラス会としゃれこんだり、本物の飲み屋と顧客家庭を結んでサイバー居酒屋としたり、と言うわけ。応用形態は無限であろう。別に酒を飲まなくたって、コーヒーか紅茶でもいいだろうよ。個人と個人のつながりは、営利さえ度外視すれば、サイバーでずいぶん容易だ。まーほかに、ネツトや携帯やラインやといろいろあるしね。動画も送れるし。★アパマンショップから、オーナーの皆様へとして、顧客「来店不要のIТ接客を推進します」というお知らせが届いた。部屋の内覧も、重要事項の説明も、ネット上で行い、契約書とカギは顧客へ郵送するというわけだ。ここで特に重要なのが重要事項説明書の説明だが、もともとこれを部屋の内覧ともども仲介店の店内だけで済まそうという「改革」が政府と業界の間ではある程度進んでいたはずだ。今回のコロナ禍に際して、「店内」を「サイバー上」に読み替えてゆこうという「改革」である。★いいも悪いも、こういう方向が進展するだろうが、これは業界の姿を変えることになる。早い話、これなら仲介店の店舗も人もいらなくなるじゃないの。サイバー上に仮想店舗があれば済む。この「進む方向」に従って、大前氏のいう「アービトラジ」が進むことになる。今私の言っている意味がわかる人だけがこの商売に生き残るだろう。