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2020-04-19 09:28:00
日曜日・薄曇り・札幌。気温は上がってきた。ようやく北国の春も定まったか。★昨日は一日、ほとんど通行人がいなかった。うちの前はJRの駅へ直行する通りなので、通学・通勤なしと言うわけだ。どうやら今日もそのようだ。朝からまるっきり人影がない。★道新19頁。「国内の新型コロナウイルス感染者」という統計が載っている。日本全国では感染者数は3月末から急上昇しているように見える。例年だと「新学期」と言われる時期だ。都会の高等教育機関が、なくなったのではない以上、学生が大挙上京する。コロナとの関連でその大学の内部に視線を向けると、おそらくは名状しがたい混乱が起こっている。ネット上4月18日に配信された朝日新聞デジタルの記事「大学に広がるコロナ、立ち入り禁止も、法政大は教員**」。この記事に付された大量のツイートの内容は、大学が現に置かれている状況の問題点を広範囲に示唆している。しかしこういう「学校の」問題点は、大学だけではあるまい。現在のわれわれは、「医療の問題点」のみを見るのに追われているのだ。じつは社会全体に「問題点」が沸騰している。それを今は、知りつつ、見ないでいる。★さきの統計。北海道の死亡者数は18人と、「割合」から言って全国の他地区に抜きんでている。東京68人はさすがに多いが、愛知25人、そのあと神奈川17人、兵庫17人というのと、北海道は肩を並べている。大阪10人と、意外に少ないのだ。最近騒いでいた京都は3人。福岡10人。★たった今、ルームドクターズ管理下のアパートの北大生住人に聞いたところでは、北海道大学は来る5月6日からインターネット授業に踏み切るという。北大徒歩3分のところに住みながら、遠隔地授業を聴く羽目になるというのも皮肉だが、仕方があるまい。しかしその話の本人はネット授業に大いに乗り気だった。話には聞いていたがいざ北大が踏み切るとなると、大いに現実感がある。ただ、いざそういうことになると、いろいろの感慨を誘うなあ。★法政大学も得体のしれないことをしていないで、ネット授業に踏み切ったらいいだろう。もともと通信教育体制で著名な大学だ。いつそこの際、天下に先んじて、通信教育をメインとする大学になったらどうだ。米英の大学はとっくの昔に、軒並みに通信教育体制を重要な柱にしている。公開授業だよ。