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2020-01-09 09:45:00
木曜日・晴れ・札幌。昨夜来の積雪はなし。★ネットをみていて、恐るべき問題提起に気が付いた。三戸政和氏・営業マンが絶滅危惧種になつていることに気づいていますか。・講談社・現代ビジネス・2019年12月16日。★現代日本がいま「営業マン」(セールスマンといってもいいだろう)というものをほとんど必要としない方向に向かっているという。★「営業不要」の方向に世の中が向かっていることは、多くの人々がすでに気が付いていると思う。小売店がスーパーマーケットに駆逐され、さらにアマゾンのような通信販売が有人店舗を駆逐しつつあるのは、見ての通りだ。三戸氏は、コトが卸売り業のレベルに入っていることを強調する。「モノタロウ」という間接材に特化した通信販売がいま1800万点の取り扱い品目を擁して、急成長中であると。病院に医療品を売り込むMR(医療薬事情報担当者)が、「MR君」という通販会社の出現によって激減中であると。★無理な営業は、最近のカンポやスルガ銀行の例によるまでもなく反社会的だが、従来当然のようにされている「飛び込み営業」も、ひっきりなしに一般家庭を襲う「電話による営業」も、社会的には非常に無駄と迷惑が多く、一種の公害であろうと。大いに考えさせられる記事であった。