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2020-01-05 09:56:00
日曜日・曇り・札幌。★昨夜来の積雪は微小。寒いが、風もなく、穏やかな天候。今日は「昨年内」にテレビで「9連休」と喧伝された最後の9日目だ。正月が終わろうとしているのに、これほど積雪の少ない札幌は、奇跡。★「富井の古典文法」。今年また取り上げようと、改めて最初から見直す。小さなCDが付録についている。このCDを試しに開いて、びっくり。なにかトークでもやつているのかと思ったら、大半が、活用語尾を歌うみたいに反復している。動詞・形容詞・形容動詞・助動詞のね。これを聞くのに参照するのは、別冊の小冊子だけでいい。★なんだい、これは。昔大学でドイツ語を習ったときの、定冠詞の格変化や人称代名詞のseinの変化をうたうように反復練習したのと、同じではないか。当時の旧制高校由来のドイツ語教官から、毎時間痛めつけられた懐かしい思い出。彼は次々と学生に起立・暗唱を求め、「こういう有様では、ドイツ語は身につかない。」「当ててみて、出来ない者は、二度と教場に来なくてよい(必修の科目なんだが)。」と𠮟咤する。(試験したり、叱咤したり、してくれる人がいた懐かしい時代。)★翻然と悟ったのは、まさに古語の語尾変化を、ドイツ語のデルデスデムデンのように必死に暗記する一幕を経ないと、古典を読むと言う教養は身につかないということだ。富井さんの方式で暗唱してみよう。