インフォメーション

2020-01-04 16:55:00
数学の教師をしていた知人が、「数学を大衆的に教える」と言うことができないものか、という。英文や国文の場合は、学びたい人を募集するのに、それほど苦労はしないような気がする。社会科だって、もしテーマを極限して募集すれば、集められるような気がする。たとえば、「日本国憲法を学ぼう」とか、「働く人が知るべき法律知識」とか。★数学、と開き直らないで、「電卓を上手に使おう」とか、「集計表を作るうえでの基本的心得」とか、いうのなら、人を集められるかもしれない。それどころか、「エクセルで間に合う日常の経理」なんていったら、大流行りかもしれない。★道新1月4日号6頁「読者の声」に、「苦手数学克服したい」という投稿文が載っていて、おや、と思った。「数学が話題になるとは、面白い。」この人は、若い時は数学が大の苦手であったが、いま保育園に通う孫と遊びながら、孫の算数的お相手になるべく、改めて算数・数学を学んでみたいと思うのだという。★昔であると、「考え方教室」という民間の数学研究・啓蒙団体があり、藤森親子の「代数考え方教室」、「幾何学考え方教室」という本が売られていた。幾何学など、改めて民間で学習してもいいような気がする。代数的解法だけではなく、例のユークリッド式の証明というやりようだ。