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2019-12-30 08:42:00
月曜日・曇(昨夜の積雪なし。寒いが穏やかな日)・札幌。★道新1頁。「親潮弱まる特異現象、高水温の太平洋」北海道の太平洋側で、海水に高温部分が発生して、親潮の接近を妨害しているため、冷水を好むサケ、サンマの漁獲が北海道でわるくなつたという記事。こういう海水温の変化も、最近の地球気候変動の一部だろう。★道新3頁。「ニセコ投資周辺に拡大」ニセコ地区が最近驚くべき高級ホテル開発地区となっている有様を詳細にリポートしている。★道新12頁。「炭鉄港、魅力に迫る」空知の炭鉱の石炭を、札幌・小樽方面への鉄道で、小樽港へ運んで小樽港から日本本州へ送るという、日本の産業革命時期の「産業遺産」をまとめた用語が「炭鉄港」。そういうことをいうのなら、室蘭と釧路も、関連して紹介してよい。わたし、北海道の全体が日本の近代産業を支えた生きた「産業博物館」ではないかと思う。現在に北海道に残る産業遺跡が、そのまま「近代産業発展の参考」になりうる多数のアジアの国々が現にあるのではないか。北海道はたんに観光資源ではなく、アジアにとっては「近代産業の生きた学校」であるという切り口を、自覚する必要があるのではないか。賭博場など下の下さ。鉱工業だけではない。農業、酪農業、林業、漁業、みな参考になろう。