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2019-11-18 19:04:00
英文を読む力を日本人の教養として育てていこうというわたしの心は、こうである。★国語は孤ならず。時には外国語を広い意味で取り入れて、国語の幅を飛躍的に広げてゆくものではなかろうか。★かつてわが日本語は、漢文を取り入れて今日の日本語に成長した。★同文の朝鮮は、「ハングル」という表現形式を発明したことで、日本とは少し違う方角をたどっている。日本の平仮名という工夫はあったが、日本は漢字仮名交じり文という方向をとった。日本の市民は3‐4千字程度の漢字を今日なお常用している。★英語は今では世界語だ。とくにIТの世界ほど、それが際立っている。わが国語は英文という表現形式をうまくとらえていっそう「広い」国語になってゆけないか。★たとえば一例として「パラグラフ」をとろう。文章を論理的に操る際に、日本文にも英文のようなパラグラフの呼吸が必要である。★英語をとりいれるという意味は、英語にひれ伏すというのとは違う。かつてヨーロッパ世界を風靡したのはラテン語であった。ラテン語は今日でも欧米諸国の基本的教養である。しかしヨーロッパの各国語は、ラテン語を学びつつ、固有の自国語を確立していった。今日、本場のイタリアですら、ラテン語はすでに死語である。(現代イタリア人はイタリア語という国民的言語を使用している。)★このようにきわめて「文化的」に言語を捉えるとき、言語の側面のうちで「文章」の比重が決定的に高い。★だからわたしは、英文を読む能力、書く能力を特段に重視する。★みなさんはどう思われるか。★そして英文を読む力、書く力というさい、学習過程で英英辞典を早く取り入れることは、きわめて重要だとおもうが、どう思われるか。この方針なら日本人は意外にすらすらと学習を捗らせそうな気がするのだが。