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2019-11-05 08:54:00
火曜日・曇り・札幌。★今朝の道新1頁「日韓首脳1年ぶり対話」。ASEAN+3(日中韓首脳会議)に先立って、タイのバンコックで、安倍首相と文大統領の会談があり、日韓政府間の情勢打開の努力を今後行うとの意見一致があった由。★事前準備はなにもない非公式会談だが、文大統領のほうから、ちょつと座って話そうという申し出に安倍首相が同意して、短時間の話し合いだったとテレビは報じていた。安部首相はまず外交当局の間での様々な話し合いから始めるのが妥当としているようだ。久しぶりの明るいニュースであった。★政府が大学入試について、英語の民間試験を受験生に受けさせようという企画は、今回つぶれることになった由。日本人の英語力にヒヤリングとスピーキングが育たないという問題点を、入試制度を通じておおきく改善しようという狙いを秘めた企画ではなかったかと思った。★それにしても、それは日常の国民的英語学習の仕方を通じて改善さるべきことで、こういう「シヨートカット」はもともと良策ではなかろう。★わたしふだん、高齢者も参加できる国民的英語学習策がないかと模索している。高齢者の場合、辞書を引きながらやさしい英文を継続的に読むのが、長続きして、気分的にも乗りやすい。そしてテクストを、声を出して読む。この課業に補足的に英会話のまねごとを付け加える。(なんのことはない、何十年も昔から、学校の英語のクラスはこういうものだった。)この旧態依然たる課業に、英英辞典の使用を加味したらどうだろう。★私自身自分の教養の中に足りない部分がたくさんある。例えば、数学だ。この度思い立って、高校の数Ⅱから学習してみようと思った。さいわい高校の数学教師だった人がいるから、わからないときには聞くことにする。手元にある数研出版・チャート式・数学Ⅱ+B、三訂新版第3冊刷、平成14年というのがある。これを使うことにした。すこし眺めていたら、Bの部分「複素数」がいきなり冒頭に来るが、これを「ベクトル」と共に最後にまわそうと思った。そうすると冒頭、「点と直線」の個所から始まる。やがて三角関数だの、対数だの、微分、積分だのになる。わたしは高校生のころ、数学がこの辺から分からなくなっていたのだ。★1日1頁でもよい、これからゆっくり学習してみようと思う。(じつは算数・数学の場合、驚天動地の学習方法がある。「カーンのアカデミー」という、英語動画で、むろん無償で、行われている学習コースがあるが、カーンさんが算数をまったくの初歩から英語で説明しているのがある。こういうのを聴けば、国民的には文部科学省推薦の英語民間試験を受けなくともよかろう。カーンさんの発音をなんとか聞き分けられれば良いのだ。)「この数学学習、何人か人を募って一緒にできないか」と元数学教師と話し合ったが、「たぶん成り立たないだろう」という結論になった。こんな迂遠のことをしている大人があろうとは思えない。よしんば最初は乗っても、とうてい永続きしまい。英語のほうなら何とかなるかもしれないが。