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2019-10-20 09:17:00
北海道新聞の10月19日号17頁に、「五輪マラソンコースは 札幌開催 市民の声」という記事か載った。道新が早速「マラソンコース」についての市民の声を取材した記事で、札幌市内の関連個所をまとめた地図を掲載し、ありうべきコース案を示している。そこにはおのずと「コース選定に必要な諸条件」も現れることになり、「コース選定」に強い関心をもつ国民の思考の参考となろう。全国どこの人でもいい、ぜひこの記事(そこには詳しい地図が載っている)を北海道新聞・電子版などで閲覧し、あなたの夢を膨らませてください。これまたオリンピックへの参加の一つの形態であろう。コース第1案は、従来どおり「北海道マラソンコース」をたどるコース。地図では赤く印刷してあった。札幌市都心からいったん豊平区・南区という南方に向かい、折り返して都心に戻ってきて(南への往復で札幌市内の名所を経由する・中島公園など)次には札幌市の西方面(新川通)へ進んで、往復する。整ったコースだが、この案最大の難点は、発着点を中央区の大通り公園としているため、オリンピックが希望するような大量の観客を発着点に収容することができないことだ。★現行の北海道マラソンコースが成立する以前の北海道マラソンでは、発着点として競技場を使用したこともあるそうで、その例とは、札幌厚別公園競技場(から札幌中心部を往復)、道立真駒内屋外競技場(ゴールを中島公園とした)。★コース第2案が、「札幌ドーム発着点案」。提案者は、国道36号線を走り、環状通を走ったらとしている。ところでこの案の難点は、「コース内に存在する高低差」だそうだ。★第3案は、「前半下り、中盤平地、終盤上がり」が走りやすいから、札幌ドームを出発し、羊が丘通りから、環状通を回り、新川通を折り返して中心部を抜け、再び環状通から戻るが、中島公園をゴールにしたらどうだろうという。(なかなか楽しそうなコースだ。わたし昔たかはしなおこがシドニーで走った跡を眺めたことがあるが、オリンピックが終わった後にも世界中の多くの人々が2020年オリンピックマラソンを懐かしんで札幌に来るんじゃないかなー。)第4案は、札幌ドーム発着とし、羊が丘展望台を背に羊が丘通りを通って豊平川に出、豊平川沿いに南下、南区真駒内公園で折り返し、都心部に戻ってくる。そのさい大通り公園をかすめ、北大構内に向かう。(この案も市内の名所にできる限り接触するように考えている。)★どの案をとってもすべて豊平区中の島・当館アイランドコーポ付近を通るところが、わたしには面白く感じられる。オリンピックのほうが勝手に当館の近くへやってきたのだ。★いずれにせよ、コース選定は年内早々に終えておく必要があろう。急げ急げ。