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2019-04-23 07:59:00
2019年4月23日・火曜日・曇・札幌。★東北楽天対日本ハム。札幌ドーム3連戦。午後6時。テレビUHB。ラジオHBC、S.T.V。★今週末から10連休が頭にあると、多くのサラリーマンは営業を手控える。これまた人情か。★今春、私たちが出入りするスーパーでは、明らかに食料品の20%近い「値上げ」が起っている。そしてその店頭は、閑散としている。「購買力」が、売り手の思惑についてゆけないのだ。そして、高齢化その他の事情で「以前通りには店頭にこれなくなった」というお客さんの「構造的事情」は絶えず昂進している。★昨年秋、当方の物件の管理会社から(複数)、相次いで「値上げ通告」があった。修理等の必要があった際は、値上げのやむなきに至ったと。判で押したように、「15%の値上げ」。そして物件を貸している者は、こういう経費の値上がりをどこへも転嫁できない。★普通の世の中であれば、政府と日本銀行は、世間に物価の値上がりが起りそうなときには、必死にその勢いをとどめるものだ。普通の世の中であれば、通貨当局は、物価の値上がりのない世の中を「通貨価値の安定した世の中」と考えて維持しようとするものだ。ところが現今は、歴史的にはまことに不思議な世の中で、日本銀行はいろいろな理屈をつけて「2%」とかのインフレを目指そうとする。いざ値上がりが始まったらこれが「2%でぴったりと収まる」というのかね。そういう通貨当局とグルになっているような政府だから、「物価抑制」という声はかけらも聞こえてこない。こんな不思議な世の中がかつてあったろうか。★これに2%とかの消費税増税を数か月後に加えたらどうなるか。まず消費税分は間違いなく物価が上がる。(こういうときかっては便乗値上げが頻発した。)一般庶民は徹底した消費抑制で臨むしか手がない。自分の所得が増えていない以上、そうするしかない。★それとも、インフレが進めば、維持されている低金利は事実上マイナス金利となって、みなみな現金を吐き出すだろうと考えるのか。貯蓄がある程度ある者はあるいはそういう心理になるかもしれない。換物心理だ。貯蓄がない者は、やはり消費抑制しか手がない。それともこれを機会に政府と日銀がヘリコプターから現金をばらまくのか。ますます不思議な世の中になってゆくのかな。