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2019-04-04 08:34:00
2019年4月4日・木曜日・薄曇り・札幌。★楽天対日本ハム。宮城球場。午後1時。ラジオ、HBC、S.T.V。★道新1頁。「令和選定終盤に追加。政府要請で中西氏追加か。」新年号選定過程について驚くべき報道。すでにネットでは、昨日産経のニュースと共同通信のニュースが載っていた。★この道新の記事によると、1.新年号選定作業が最終段階を迎えた3月中旬以降に、令和が候補名に追加された。中西進という人物が政府筋の要請を受けて提出したとみられてる。2.政府筋は新年号の国書からの採用をよしと考えて選定箇所の到る過程で推進していたように想像される。★前回の竹下氏の時とは違って、今回は総理が相当に主体的に働いていた印象を受ける。★ことは原則的に「密室」で行われたはずであるから(しかし制定過程は歴史的だから歴史には正確な記録を残すべきだろう。中国の古の独裁的帝王も歴史からは逃れられなかった)、日ならずして過程がぽろぽろと明るみに出てくるとは、過程に異議をもつ者が相当に多くいたのであろう。★誰を罰するとか罰しないとかそういう問題ではない。コトはそういう思考には馴染まない。しかし新年号制定過程に生じた「不穏当」は、年号というものが皇室とのかかわりなしにはありえないものである以上、象徴天皇制自体の存在を危うくする弱点につながりかねない。もともと「戦後」は、元号に法的根拠がなかったのである。★世論が支持してくれている間に「美しい日本」をどんどん進めてしまおうという心が、心とは反対に国家社会を壊すことのないように願いたい。