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2019-01-31 09:14:00
2019年1月31日・木曜日・薄曇り・札幌。★朝方までに多少の降雪、ホワイトアウト状態だったが、やがて日が出てきて、薄曇り。穏やかな日になりそう。★道新1月30日号、11頁「賃貸マンション 空き部屋で民宿」。賃貸マンション110件を経営する札幌市の藤井ビルが、空き部屋を使った民泊事業を2月1日から始めると。自社保有の1室と管理の1室との2室について、住宅宿泊事業法(民泊新法)の届け出は済ませてあり、家具、消防設備などの設置も既に終えていたと。Airbnbに物件を掲載し、鍵の受け渡しは管理室などで行うと。藤井ビルはホテルや、賃貸マンションの一部のマンスリーマンション化もすでにてがけていると。要するに従来賃貸業で知られた藤井ビルは、今後民泊、ホテル、マンスリーの方向にも経営をひろげるということだろう。「じょうてつ」というマンションも、すでに6部屋を民泊として経営中であるよし。(宇野沢晋一郎記者)★賃貸業が民泊に参入する趨勢が始まっているというわけだ。さきに当「お知らせ」欄に書いていたように、札幌市山鼻地区に、業者が行う「タブレットで無人受付する民泊が始まろうとしている」。このような趨勢はいずれもっと広がる。その場合、従来月額3万円台という安値で提供されていたような低所得者向け賃貸はどんどん減っていって、やがて「札幌市内では低所得者が借りられるアパートがなくなるかもしれない」。あるのは月額5万とか8万とかいう物件ばかりになってしまうという懸念。これは杞憂とは言えない。ヨーロッパの大都会ではすでに広範に起こっている現象である。